第7話 山下り

 俺たちは支度をして森を北に進み始めた。


 その途中で色々な魔物に出会った。


 前も見た泥沼にいるカエルや


 でっかいだけの牛


 更には知性がある魔物までいた。


 だがしかしまだ森は抜けられない。


 もう2日経っているのに...


「いつになったら森を抜けられるのだろう」


「クゥぅん」


「そうだよなフェルも早く森を抜けられたほうがいいよな」


「ワン!」


 そして俺らは更に2日歩いた。


 魔物はコロコロ変わるのだが


 森は抜けられない


 ただ熟練度とスキルの種類が増えるだけ


「まあいいか戦いやすくはなるし」


 俺とフェルは更に1週間北に歩いた。すると


「あれ?この森って...」


 見知った森へと帰ってきてしまった。


 そして俺は、ある考察をする


「これ結界じゃないか?しかもとてつもなく大きい」


 それなら辻褄が合うと思った俺は、振り向いて魔力を込めた拳で空を切ったはず...


 するとガラスみたいに結界が壊れたのだ。


「ビンゴ」


 俺はニヤリと笑みを浮かべた。


「よしじゃあ行くぞフェル!」


「ワン!」


 フェルモ希望が見えたのか元気良く吠える。


 そして俺たちは山を下ったのだ。


(女神視点)

「...まじか」


 私は驚愕した。


「こんなにも簡単に私の結界を壊せるだなんて」


 私が作った強力な結界を1発で壊されて私は驚愕と恐怖に見舞われていた。


「しかもどうしよう絶対あの子を怒らしたら世界が終わるじゃん」


 私は、あの子のレベルを知っていた。


「しかも何、level1000ってどうなってんの?」


「どのぐらい耐えられるかな私の世界、10秒?いや2秒もかからないか」


 私は今ある情報をすべてまとめてからこれからの私の世界の行く末を考察した。


「これはもう魔神級ね、倒せるかしら」


 しょうがないあれを使うか


「勇者召喚」


 勇者召喚とは私の世界では2回しか使ったことがない私のあの世界に干渉できる

 最大の魔法、その代償は重く10分間は、神の権限を失う。


「もう使わないと思ったんだけどな〜」


「まあ仕方がない、異次元には異次元で対応ってね」


 そうして私は、勇者召喚の儀式を始めた。


主人公 ショウタ

 Level 1000

 攻撃力 4000

 防御力 4000

 俊敏力 4000

 体力  4000

 MP 4000

 スキル {女神の祝福level10}{剣術level10}{鍛冶屋level10}etc...


 最強の冒険者

 level 5

 攻撃力 8

 防御力 11

 俊敏力 11

 体力 10

 MP 10

 スキル なし



 作者から

 第7話です。どうでしたか?

 ようやくショウタが人間世界へ降り立ちます。

 人間世界はどうなるでしょうかまあメタい話お楽しみになるんですけど

 ってやばいマネージャーに怒られるではこのへんでさようなら〜




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