崖登り
「やっぱり少しでも早く前世の水準に追いつくためには実戦経験を積むのが一番だと思うんだよな。けど死にかける修行方法は全てアリスに禁止されてしまった。
――と言うわけで俺は今からこのドラゴン共の
『……いくら死ぬ危険性が少ないとはいえ、バレたらアリスにまた怒られるぞ。いいのか?』
「平気平気! アリス
『……やれやれ』
https://kakuyomu.jp/users/kokubyouyamana/news/16818093076356085803
現し身は
現し身はデュランから預かった
デュランは準備が終わったのを見届けるとドラゴンの
怒り狂ったドラゴンの群れが放ったブレス攻撃が近くまで
https://kakuyomu.jp/users/kokubyouyamana/news/16818093076356782403
四方八方をドラゴンの群れに囲まれて武器も持っていない子供、こう書けばこの状況の最悪
……こいつ、本当に頭おかしいわ。
「アハハッ、楽しくなってきたァッ!!!」
そう
しかしドラゴンは目が見えなくても
ドラゴンがばらまくようにブレス攻撃をするようになったため、むしろ悪化していたが。デュランにとっては予定通りである。
――そうデュランの修行とはこの状況で崖上まで辿り着くといものなのである。よい子のみんなは
「――今最高に生きてるって感じがする、くぅ~やっぱり修行は楽しいぜ!!!」
そう叫びながら自身を食おうとしてきたドラゴンの頭を
https://kakuyomu.jp/users/kokubyouyamana/news/16818093076358575435
「……アイツ強ぇな、流石に丸腰じゃ勝てねぇ。
――だが!
「グガアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!」
デュランは近くのドラゴンを踏み台に飛び上がると空中で体をひねりそのまま魔力で創り出した足場を
そして群れのボスが上げる
「現し身! 武器を返してくれ!!」
『……なるほどここからは実戦経験を積むための修行を
現し身はそう
現し身は群れのボスのブレス攻撃をそのまま返して見せたデュランの姿にこれはもう手助けはいらんだろ、と思いながらも万が一デュランが
そして闘いが始まってから三十分後。現し身の予想通り、群れのボスを含めたドラゴンの群れは
デュランはこれ以上ドラゴンを殺すとこの山の
その後は下に降りて大量のドラゴンの死体を解体し、今日の
現し身の予想通り
「こ゛へ゛ん゛な゛さ゛い゛、こ゛は゛ん゛く゛た゛さ゛い゛。……はら、へった」
「絶対にダメ! 丸一日そこで反省していなさい!! このおバカ!!!」
……私はバカですww、顔に直接書いてあって草。
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