世界最強
「アリス、そう言えば俺が死んだ後に生まれた俺達の子供がいるって本で読んだんだが。その子はいないのか?
顔を見てみたかったんだが……」
「あぁ、フランメのこと。あの子なら父親であるデュランを超える最強の剣士になる! って、言ってずっと世界中を旅しているよ。
あの子もデュランに会えたならすごく喜ぶでしょうね、
「そうなのか、少し
デュランがそう言いながら
https://kakuyomu.jp/users/kokubyouyamana/news/16818093073855100677
見てみると写真には一人の美しい女性が映っており、余計に会ってみたくなったが。いないんだからしょうがないと
それからアリスとの会話を思い出してからフランメも最強の剣士を目指しているのならライバルでもあるなと、気持ちを引き
「うんっ! もちろん一緒に行くよ!! ……けど世界最強?
前世の頃からデュランは最強の剣士だったし、今さら目指すようなものなのかな??」
「確かに前世の時から俺は強かったけどさ、色々とやることがあったから
だからもうやることは前世で全部終わらせているし、今度は世界最強って
デュランがそう言ってから笑うとアリスは目をキラキラと
デュランが相変わらず
デュランは突然の提案に目を見開いて
「やった! じゃあ僕はデュランのお母様に働く許可をもらってくるね!!」
「アリス、だいぶ
「うん! 気をつける!!」
そう返事をしながら飛び出していったアリスを見送った後、デュランはアリスのメイド服姿を想像して笑みを浮べていたが。
戻ってきたアリスは娘であるステラも一緒にメイドとしてクラインハルト家で働くことになったとムスッとしていたので、アリスが可愛いと
デュランの男としてのプライドが傷ついたが最愛の妻であるアリスのためそれを表へ出すことなく、アリスにたくさん可愛がられた。
……このリア充共め!
かつて
研究を続けていた生物兵器が完成したことで調子に乗り、
https://kakuyomu.jp/users/kokubyouyamana/news/16818093074672974804
しかし今となっては知る者などいないはずの彼らの前に
「ッ!!? ――貴様、何者だッ!!」
「オレか? ――オレはお前達
https://kakuyomu.jp/users/kokubyouyamana/news/16818093076254257011
「
「何ィッ!? あの
……ならばちょうどいい、貴様でこいつの実力を確かめてやる! ネフィリム!! この娘を殺せェッ!!!」
そう
『―――――ッ!』
「……かなり強そうだな、少し時間がかかりそうだッ!!」
https://kakuyomu.jp/users/kokubyouyamana/news/16818093074677849265
ネフィリムは
そして
ネフィリムはすぐに反撃の一撃を放ったがフランメは横なぎに振るわれた大剣の上へ乗ることで攻撃を
「ば、バカなッ!? ネフィリムはあの
「当たり前だろ、どれだけ力が強かろうと心がなく技術も足りないのでは片手落ちもいいところ――自意識を
フランメはそう言うと目を閉じ。悪党共のアジトで目にした
死にたくないと、そう言っていた少女達の
そして何よりもこれ以上の
そしてその場にいた全員を殺し終えると
彼女が憧れの剣士である父親と会うことになるのはまだ……少しだけ未来の話。
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