第7話 私の中のテーマ作り
私はいつも『業』をテーマにしており、そこから更に細かいテーマ作りを大事にしております。
私を作り上げた沢山の業が織りなすストーリーという風になっております。
そこについては作風の部分で、ストーリーについては似ていることがあっても同じものがないようにしております。
前6回で話させていただいていたものを意識し、ストーリー作成しております。
どこに伝えたいのか、ないしは誰に伝えたいのかの意識はストーリー作りの基本だと思っております。
例えば、物語に救いを求めている人にバッドエンドを見せても仕方ないというか、辛くなりますよね。
逆に現状の幸せを感じるために不幸を見たい人もいると思います。そういう人に向けてひたすら幸せな物語を描いても物足りなくなるかと思います。
物語の中核は誰に何を伝えたいかにかかっていると私は考えています。
私の場合はあらすじの確定から入るので大体そこからターゲット層が見えてくるわけです。
ですが、上記『業』の部分がありますので、不安定さや苦しさを抱えることを考えるといつもターゲット層は鬱展開が好きな方やミステリが好きな方や超次元的なものが好きな方に限られてきます。
「でもそれって作風だよね」
と割り切っておりますがハッピーなのであったりファニーな文章を書けない苦しみは少し感じていますね。
私はプロットを重視して、キャラクター作りを行い、更にプロットを練るタイプなので動きにおいてはかっちり固まって書き出していることが多いです。
プロットの良さはちゃんと落ちる部分ができるところにあると思っていて、終着がちゃんとできるのが書き手的にも安心ですし、読んでる側的にも気持ちの良いものになるのではないかと思っております。
プロットのすすめみたいになってますが、余白がないと苦しくなる方もいると思いますので余白感などを鑑みて作ってみてください。
テーマに戻りますが、テーマは詳しく語れない部分も多いので、読んでみて感じたものがあなたに私が伝えたいことかもしれないですね。
伝わっているといいなと思いながら作っております。
作品がオナニーなんてのはよくありますが、パンチラインを決める段階でこれは『私』が出過ぎていないかを考えております。
ここらへんでテーマのお話は終わらせていただきます。
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