第3話 テーマ決め /ターゲット/あらすじ
小説を書くにあたって大事なのは、一番最初にパンチラインを決めるためのテーマ決め、またそれについてきてくれるであろうターゲットの確認作業になります。
テーマは自分が伝えたいことの一番短いもの。
タイトルに似たようなものになります。
私はゲームを作っていますが、それにあたり表テーマ・裏テーマを設定しています。
たとえばですが私サークルのゲームである『FILE6』の場合
テーマ:人間の身勝手さ
ターゲット:鬱作品が好きな人
ここでパンチラインは鬱作品が好きな人に向けているということになり、バッドエンドや報われなさ。残虐性になります。
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そこであらすじが必要になります。
テーマ/ターゲットに合ったストーリーが必要になります。
もちろんストーリーのあらすじスタートでそこの順番は私も確定ではないので思いついた方からやってみてください。
起承転結のうち頭と尻を決める作業にあたります。
ストーリーが決壊しないための作業になります。もちろんキャラクター設定やプロット作業にあたって決壊しない場合がないとは言えないとは思いますが、ここでしっかりとあるであろう”書きたいもの”を理解することが大事になります。
先ほどの『FILE6』の例で挙げていきます。
頭:主人公はAIを持ったロボットだが記憶がない。
尻:全てのロボットが電源を落とされ暗転する。
そしてこれをつなげたものが暫定の簡易的なあらすじになります。
これはストーリーがどんなものになるのかを自分でイメージしやすくするためのものになっております。
しつこくなってしまって申し訳ございませんが『FILE6』の例を出させていただきます。
あらすじ:主人公は夢を見ていた。起きるとは知らない施設であった。そこにはさまざまな人物がおり、人間的なやり取りをしているが何かがおかしい。先生と言う人がいたので聞いてみることにした。
こんな感じで自分の想像しやすい範囲であらすじを書いてみてください。
なんとなく想像つくかと思います。
また、このパターンの方もいらっしゃると思いますので、共有させていただきます。
冒頭の文章が決まったのだが、途中迷ってしまって終わりが見えない。
このパターンの方に言えるのは、冒頭が書きたい内容が詰まっていると言うことです。
ではそれを引き出す結論を上記のテーマ/ターゲットを決めて結論を考えてみてください。
そのことでストーリーが路頭に迷うことなく進むと思います。
勿論、相性があるので一つの方法論としてやってみてください。
では次に進んでいきましょう。
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