第2話『苦しゅうない 近ぅ寄れい』

 旧校舎2階の女子トレイ、奥から二番目の個室。そこが、俺の現在の住処だ。


 俺は、この2週間の間ずっとここで暮らしてきた。


 便器生活というのも思いのほか居心地がいいモノで悪くはないものだ


 トイレに来る女の子の綺麗なお尻が俺にクリーンな水を浴びせてくれるし、俺が毎日綺麗にしてやってるおかげでこんな旧校舎にも絶えず女の子が来てくれる。


 ガチャ


 おっ、誰か入ってきたようだな。


 今日はどんな子が俺を使ってくれるんだろうか。


 そんなことを考えていたら、聞き覚えのある声が耳に入ってきた。


「どうやら好評のようね……夏樹くん」


 ああ、この声は……


 俺の幼馴染で名前は安藤ナツミ……。


 こいつは高飛車で傲慢な性格からクラスカーストの頂点に立っているが……今、俺の名前を呼んだよな?


「まあ、会話は出来ないか……」


 安藤ナツミは腰まで伸びた金色の髪をふわりと撫でて、トイレの個室に入ると、ゆっくりと俺に腰を下ろした。


「それにしてもすごいわね……これ。汚いし、臭いしで最悪」


 安藤ナツミは、俺のフタをコンコンとノックしながらそう言った。


「まさかあの夏樹がね……」


 ああ、俺だよ! でもどうして?


「アンタの仕業で旧校舎2階の女子トレイ、奥から二番目の個室が有名になっちゃってるじゃない」


 そうなのか?


「性欲の捌け口として使う女生徒が絶えないそうよ」


 へぇー、だからか……こんな人気のない旧校舎でも絶え間なく女の子が押し寄せてくるのは


「ま、私には関係ないけど……夏樹は自分がどうしてこんなことなってしまったか知りたい?」


 ああ、もちろんだ!


「知りたいなら、あなたを階段から突き落とした私が教えてあげる」


 なんだとッ!


 安藤ナツミは、一度立ち上がり、パンツをスルリと脱ぐと再び便座に腰掛けた。


 そして、俺のタンクに背中を預けるような体勢で足を開くと、ぷっくらとしたピンク色のアソコをゆっくりと開いた。


「さぁ、私のここを綺麗にしてくれるかしら?」


 クソがッ! お前が俺をこんな目に合わせたのかッ!


 俺は、安藤ナツミの下半身に接近すると、勢いよく怒りのままにノズルを差し込んだ。


 ニュルンッ!!ニュルンッ!!グイッングンッ!!グリリッ!


「はぁ……ぁん……」


 おおっと?この反応は感じているのか? それとも少し痛いのかな? もっと激しくしちゃうか?


 ズブブッ!グイッングンッ!ニュルンッ!グイッングンッ!ニュルンッ!


「あっ、んぁぁあぁんっ!」


 やはり気持ち良いみたいだ。よし、そろそろイかせちゃうか? 俺はノズルを最大限まで伸ばし、ナツミの膣内を掻き回すように動かした。


 グイッングンッ!!グリリッ!!ニュルンニュルンッ!!グイッングンッ!!グリリッ!!ニュルンニュルンッ!!グイッングンッ!!グリリッ!!


「いゃぁぁああんんっ!!」


 おおっとぉ?!ナツミ、イクか?!


「ぁっ……んぁんんんっ!!」


 ビクンと体をのけ反らせ絶頂を迎えたようだ。


 安藤ナツミは、力が抜けたナツミは便座から滑り落ちるように床に倒れ込み、俺にお尻を突き出し、肩で息をしている。


 よし、そろそろ仕上げだ……。


 俺はノズルから一気に水を噴射した。


 ブシャーーーーーーーーーーー!!


「……」


 ナツミの体がみるみるうちに濡れていく、もはや髪からつま先まで全てが濡れ、床も水浸しだ。


「……ぁ……ぁぁ……」


 ナツミは声にならない声を出し、脱力していた。


 ははッ! 俺をこんな目に合わすから仕返ししたまでだッ!


 ムクっと立ち上がり、ナツミは無言のまま片足を便器に掛け、アソコを開いてみせた。


 まさか?


「よくもやってくれたわね?」


 その体制って?


「次は私の番よ」


 行儀良く、ちゃんと狙ってくれよ?


 チョロロ……。


 ナツミは放尿を開始した。


 シャーーーッ!ジョロロロッジョボボッ……チョロチョロッ……。


 ナツミは、勢いよく俺全身に黄金の液体をぶっかける。


 バッ……オマエッ!


「はぁ……」


 はぁ……じゃねぇよ! 人のこと尿臭いだの、汚いだのと散々言ってお次はマーキングかッ!?

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