第2話「眠り」

しんどくて、眠ってばかりいた。

自分は永遠に孤独なんだ、と思っていた。


そんな日々に僕と仲良くしてくれたのは、りっちゃんだけ。

幽霊の、りっちゃんだけ。


りっちゃんと話してる時だけが、僕の唯一の安楽の時だった。


……僕は、りっちゃんと添い遂げることにした。


こうして僕の眠りは、永眠になった。


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(2023.12.14)

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