第4章 登場する人物紹介
エリゼ
若い魔族の女性。7魔将の1人アスモスの娘でもある。
元は魔王の命令で魔王の息子であるウルの護衛任務にあたっていた。しかし、魔王が行方不明となったと同時期に護衛対象であるウルともはぐれてしまったために任務を全うできないでいた。
島の封印が解かれてから混乱が続いていた魔族を束ねるべくレビア率いる強行派のいいなりになり任務をこなしていた。
任務の関係上人間に擬態するために剣持 詩織の命を奪う必要があったためそうしている。だが、本物の詩織の家族の元へと帰りたいという強い願いや、仕事上人間たちと接触するうちに自分が行っていることへの疑念が生じていく。
錬に救われた後はレビアの指揮下を離れ、瑠衣が組織した特殊機関ハバキリの一員としてレビアがマークしていた瀬那や遙の警護の任務についている。
ウル
元魔王である人物の息子であり時期魔王の候補。魔族と人間のハーフでぱっと見では魔族に見えないが、よく見ると魔族の特徴がみてとれる。
1000年前の騒動で護衛などから離れてしまい海上へ出てすぐ島ごと封印されてしまった。封印が解けてからは父の言っていた協力者を探す為世界中を回っていた。
日本皇国へ密航した際に遥と出会い、あの時より1000年近く経っていることを告げられ絶望する。
それから衰弱していたこともあり治療を受けた後に瑠衣ら皇族が管理する施設に幽閉されていた。そこで遥たちがしばしば面会に訪れていた経緯から彼女らに少しづつ心を開く。
ひょんとしたきっかけから錬にも出会いエリゼが起こした騒動から意気投合し錬の提案で錬の所属する特殊部隊の隊員となる。
その後に、錬が父親が託した者の意思を継ぐものだとわかる。
魔法装甲の乗りてとしての適正もあり、錬より装甲騎手として勧められる。
ラナ・アーキンズ
エルフ族の若手の魔法装甲の乗り手。
魔族の襲撃の際にその場にいたが、何もできない自分を恥じていた。エルフ族を救ってくれた錬にただならない恩義を感じその恩に報いるためにもということで女王に掛け合った経緯がある。
魔族であるウルに対して初めは良い感情を覚えていなかったが、実際に団体戦の模擬戦内で彼の実力を感じ考えを改める。
クルール・ローグ
ドワーフ族の若者でローグ工房という工房の跡取り息子。弟がいるのだがそちらが加工技術の方が上だと感じ、また自分が装甲騎手としての適正もあったためそちらへ進むこととした。
様々な事を取り入れ、提案してくる錬に興味をもち今回の提案で協力したいと自ら申し出るほど。
張
ユーラシア連合所属で中国代表。
厳しい軍人の家系に生まれ、優秀な兄と親戚達に囲まれて育った。
それゆえ厳しい性格でわいわいやっていた錬達を一時期はあまり良くは思っていなかった。
個人戦で負けた為国からも家族からも捨てられたことで放浪する覚悟でいたが、戦いを通し錬の強さを知った為彼に興味をもつようになる。
そして、錬の提案から彼の所属する部隊に入ることとなりハバキリの一員になる。
ラウ・ラスタ
ユーラシア連合所属のフランス代表。
元からユーラシア連合のやり方にあまり良い印象を思っていなかった。
団体戦も元からやる気はなかったが、射撃の腕はいい方だったため琳の射撃を見て真っ向から勝負をしたいと思い茶番を演じる。
団体戦終盤で恋人であり魔法装甲の整備担当であるロアナ・ルイルに3国同盟に加入できるよう交渉をお願いし琳との勝負に出ている。
試合後は瑠衣より許可され、フランスからの移籍という形でハバキリのメンバーとしてロアナと共に活動することになる。
ロアナ・ルイル
ラウの恋人であり、ラウの乗る魔法装甲の担当整備士。
ラウの無茶に昔から付き合っていたため悪態をつきながらも彼の行動を応援している。
今回の無茶振りにも答え、瑠衣との交渉をして移籍という形にすることができた。
アミダ・ロックス、ミウダ・ロックス
双子の魔法装甲乗り。オーストラリア代表であったが国のやり方やマーモの人質の事もあり国を離れてハバキリの部隊員として活躍する。後に国とは和解するが、ハバキリからは離れず末の妹クレアと共にニエドに残る。
クレア・ロックス
アミダとミウダの末の妹。マーモに人質に取られていた。救出後はハバキリの保護下にあったが、アミダ、ミウダがハバキリの所属となった事と自分のたっての希望でハバキリの所属艦ニエドの医療班となる。
マキシム・ラウザ
アメリカ代表の魔法装甲乗り。マーモの策略で恋人でありアメリカの歌姫リーナを人質に取られて錬達と対峙した。
リーナ救出後は世界装甲戦の最中はハバキリの部隊員と共に戦っていた。
一度自国へ戻ってから、彼女と話し共にハバキリの部隊として活動する為に交渉しニエドの所属として部隊員となる。
リーナ・スーン
アメリカの若き歌姫。アメリカのオリコンチャートでは、常に上位を誇りアメリカ代表の装甲騎手マキシムとは恋仲である。
お似合いのカップルとしてアメリカのメディア等では取り上げられている。
世界装甲戦後は瀬那の歌を間近で聞いた事で彼女にも興味を持ち、ニエド所属になれば会える口実も増えるとの事でマキシムと共にハバキリの部隊員となる。
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