第2章 登場する人物紹介

生徒会長

大場泉(おおば いずみ)16歳

現2年生。1年前の生徒会選挙にて当時1年生であるにも関わらず実力で生徒会長の座をもぎ取るほどの実力者。父親が東北地方で大きな会社を経営している大場グループの娘。近年他の県も取り入れている所がある魔皇と同じ実力主義を校内に取り入れた張本人であり、彼女の兄も現役の魔皇生である。


生徒会副会長

遠野 友也(とおの ともや)17歳

現3年で実力主義となった校内で生徒会長に続くナンバー2でありプライドも高い。

魔導装甲の導入された後、すぐに乗りこなす程操縦技術もある。

試験の際に錬に負けたことを根にもっており、魔力が0の錬を一向に認めようとしていない。


留学生

ソアラ・アーレイン

エルフの里より留学してきたハイエルフの少女。実はルナの姉であり、次期エルフの里の長候補。ルナの呪いの事は把握していたが、何もできなかった自分を恥じ様々な魔法を覚えた。呪いを何とかできるようになった時にはルナが里よりいなくなっていた為探していたがルナを知っている錬と会い、その後にルナの最後を聞き絶望する。

だが、妹であるルナが人間である錬に救われていた事を知り短い間ではあったが彼女が幸せであったとの話を聞けた為、錬を信じる事にした。



Sクラス

天風 紫苑(あまかぜ しおん)

Sクラスの生徒で渉たちのクラスメイト。校内外の色々な事を知っており説明してくれる解説家。


Fクラス

教師

芳沢 夏美(よしざわ なつみ)22歳

魔皇の4回生で教師を目指している。この度、錬たちの高校に実習に来るが、Fクラスが生徒が少ないという理由で1年間担任という責を押し付けられてしまう。



秋山 修(あきやま しゅう)

少し根暗な雰囲気を持っている錬のクラスメイト。眼鏡をかけており片方の目を髪で隠している。


飯田 美紀(いいだ みき)

元気が取り柄でクラスのムードメーカー。ボーイッシュな性格とショートヘアが似合う。


加山 由佳里(かやま ゆかり)

すごく恥ずかしがり屋な性格で人と話す際は下を向いてしまうほど。

前髪で顔を隠している為クラスの皆も素顔を見たことはない。


並木 遠矢(なみき とおや)

茶髪のいかにもヤンキー体質なクラスメイト。恐れず立ち向かう姿勢は錬からも褒められるほど。


魔法装甲&魔導装甲担当者

レビック・トナルド

ドワーフ族。ドワーフの里では実は2番目に偉かったりする人物。とある魔法装甲を担当していた為錬の入学する高校へ赴任していた。

整備の腕も凄腕であり、他のドワーフ族や整備士たちが信頼を寄せる程。

造られてから今まで動く事が無く自分の担当していた魔法装甲があったが、その魔法装甲…黒鋼を錬が動かし奇跡を目の当たりにする。

錬の操縦技術を見抜きお墨付きをする。


七海 瀬那(ななみ せな)

NANASEという名前で活動している若手の歌手。魔法の才能はないと両親より言われていたのだが、魔が歌という特殊な魔法にあたるものを行使できる事がわかった。

小学校の低学年の時にペガサスの幼体のハクと出会っておりある事を境に別れたが、今回の騒動から再会しまた歌を聞かせている。

実は前回と今回、錬から2度もピンチを救われている。今回色々と助けられた事によりちょっと錬を意識し出している。


剣持 詩織(けんもち しおり)

瀬那のマネージャー。色々と彼女を気にかけてはいた。活動し始めててからも何処か迷いがある彼女に的確なアドバイスが出来ないことから葛藤していたが、今回の騒動で吹っ切れた彼女を見て錬に感謝している。

また、彼から彼女の特殊な性質について聞かされており、それからは彼女の良き理解者となるよう努めている。

瀬那の錬への態度からちょっとは警戒してはいるが、何処かで許そうと思っている節がある。


ペガサス(ハク)

瀬那が昔、近くの森で出会った珍しい種類の魔物。人語を理解する程利口で、魔法も扱えたり、人の感情を読み解く鋭さも持っている。

また、人前に現れることはあまりないことからも珍しく捕まえると高値で取引されることもあるという。

ハクは瀬那の歌に惹かれて、彼女の前にのみ現れていた。ある一件をきっかけに彼女に迷惑をかけてしまうと感じ、彼女をずっと一定距離から見守っていた。


西島 遙(にしじま はるか)

ソロで活動している歌手で瀬那と同い年。

ライブの騒動をきっかけに仲良くなり、それ以降2人で活動する機会も多くなっている。

実は彼女も魔が歌の力を持っているが瀬那と違いある程度制御出来ているため他に強く影響を及ぼす事なく人前で歌える。

実は3賢者の1人、須藤尊の親戚筋で前から自分とそんなに歳が変わらない錬の話を聞き自分もそうなりたいと努力している努力家でもある。



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