錬の錬金術について

現在錬が使用できる技。

変換創造魔法…現在、世界でも錬以外にはできる人はいない。一つの物質を変換や創るだけでも、その莫大な魔法式の構築だけで大魔法の攻撃に匹敵するとも言われている。理論上では可能と言われているが魔力の消耗も激しいこともあり、魔法が人類に伝わったこの1000年の間で成功させた事例は存在していないという。

錬はこの理論の無駄なところを発見し、ある程度簡略化させたことで自身にかかる負担を少なくしている。

この魔法を錬が成功させたということは養父の誠しか知っていない秘密である。

魔装（まそう）…錬金術の基礎であるマナの変換を応用した技術。自分の体にマナを固着させ、相手を殴るだけで通常の物理攻撃以上の威力を発揮したり、武器の攻撃や魔法等もある程度直撃してもダメージを防ぐことのできる攻防一体の術。過去の錬金術師でも行っている人がいないため実質的に錬のオリジナルの術である。

術式解体…錬金術の基礎である解体を応用した技術。相手の放った魔法の魔法式を瞬時に理解しそれにマナを介し干渉することで相手の魔法をかき消すことを可能としている。

術式改竄…錬金術の基礎である構築を応用した技術。こちらは相手の放った魔法に対しマナを介し干渉することで術式内にある式を書き換えることで対象だけでなく威力も上げ下げが可能となっている。

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