第2話 小学生時代の話

一重が理由でいじめられる原因になるなんて思ってなかった…。


小学生6年生の頃になると、周りがおしゃれに目覚め出す年頃になってきた。

いつの間にか男の子、女の子で別々に行動するようになり少しづつ色恋を覚えていく、自分という者が出てきて周りと比べる。

そう、自分と他人を悪気なく比べる年齢になってくる。

クラスの人の何気ない一言が、きっかけにいじめに発展していくのだ。

その時の対象が私だったのだ。

最初は「私ちゃんは目が細いね」

がいつの間にか

「私ちゃんが睨んでくる、不機嫌だ」

と言われるようになった。

1人が言い出すと周りのクラスメイトも言ってくるようになった。

ならせめて笑顔でいようと練習をした。

今度は「笑うと余計目が無くなるね」と言われた。

いつの間にか孤立するようになり、不登校になろうと思った。

けれど、家族は許してくれなかった。

今思えば不登校にはならなくて良かったと思うけれど、当時は毎日が辛かった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

二重にしただけの話 @syun2023

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ