女子の下着を買いに

国際通りで花奈ちゃんと待ち合わせした!


どきどき

わくわく


花奈ちゃん、どう言うだろう?

わたし、女の子になっちゃったの見たら...


あっ、花奈ちゃんだあああ


「お~い!花奈ちゃあああん」

花奈ちゃんに手をふった。


「あ、あやなっちー!メリークリスマス」


「メリークリスマス」


「うわっ、ほんとだー!なんか前よりも可愛くなってるー」


「そうでしょー」


「いちばん変わってるの、どこだろう?...」

花奈ちゃんは、わたしの顔やら体をいろいろ見回している。


「え?それは、やっぱり...」


「やっぱり?」


「女の子になったんだから...」


「えっと...どこだろうか?...」


「きまってるでしょーよ」


「あ、わかった」


「わかった?」


「おっぱいだ!」


「え?」


「なんだか前より、おっぱい、おおきく可愛くなってるー」


「ほんとー?」


「ほんとほんとー!服の上からでもわかるよー」


「まあ、たしかに、おっぱいも...」


「すごいねー!サンタさん、あやなっちの願い、ちゃんと、きいてくれたんだねー」


「そうなんだよー!下着買いたいんだけど、いい?」


「いいよ~」


「つきあってくれる~?」


「うんっ!」


「やったあああ」


それから、ふたりで、下着屋さんに行って、

可愛い下着を買った。

お店では、クリスマスの曲、ながれてる。


「なんか、あやなっち、おしりも可愛くなってるー」


「そうでしょー」


「ウエストも、くびれてるー」


「そうでしょー」


「いいなー」


「えへへ...」(*´σー`)エヘヘ

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