花奈ちゃんに

わたしは、クリスマスの朝、起きたら、女の子になれてたことを、いちばんに花奈ちゃんに言いたかった!


「もしもし花奈ちゃん!?」


「あ、あやなっち?メリークリスマス」


「メリークリスマス」


「どしたの?学校はもう冬休みだよ」


「わかってるよー!今日クリスマスでしょ~」


「知ってるよ~」


「クリスマスの朝、起きたら、女の子になってたよ~」


「え?だれのこと~?」


「え?...わたし」


「あやなっち?」


「そう!わたし...クリスマスの朝、女の子になってたんだよおおお」


「なにそれ?どういうこと?」


「だから~、わたし女の子になってたんだよおおお」


「えっと...朝、起きたら、可愛くなってたってこと?」


「そうだよー」


「あやなっち、前から可愛くなりたいって言ってたから...」


「そうそう」


「サンタさん、あやなっちの願い、きいてくれたんだっ!」


「そうなんだよー、すごいでしょー」


「それは、すごいー!寝てる間に?」


「そうだよー」


「クリスマスの朝、起きたら?」


「うんうんっ(^-^)」


「可愛くなってたんだー?!良かったねー」


「良かったよー!今日、会える~?」


「いいよ~」


「やったあああ」(*≧∇≦)ノ






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る