第6話
「ふーん、君が心美の『トモダチ』ねぇ……」
机に左肘をついて顎を乗せ、右手は箸で弁当のおかずを不機嫌そうに突いている沙耶。
現在はお昼休み。場所は移動教室などで使用される空き教室。
私と沙耶は普段この空き教室を間借りしてお弁当を食べている。
私は沙耶の隣に鎮座していて、沙耶の疑いの視線は彼女の正面、その席に座る件の彼に向けられていた。
どうやら彼の昼食はコンビニで買ったおにぎりらしく、二つの包装袋が内容物はそのままにお茶のボトルと一緒に机の上に並んでいる。
まあそんなことよりも、その表情が緊張と恐怖で引き攣っていることによっぽど注意が向くのだが。
あの後、二限の授業が控えているからと、閑話休題として一時解散となった。
その時、沙耶が「私ら、一組。お前、昼来る。逃げたら……」首を親指でくいっとして、彼に約束を取り付けていたのだ。
そのまま沙耶は私の手を引いて教室に帰って、私の手からジュースを引っ手繰ると鬱憤を晴らすように一気飲みした。それはそれは凄まじい吸引力だった。
そうして昼休みに出頭してきた彼を連行し、今に至るというわけで。
ちなみに私は黙々と弁当を啄んでいる。
私、何も知らない。済んだこと。あいつがやった。あいつが悪い。
今日も弁当が美味しいなぁ。
冷凍食品八割の弁当に舌鼓を打っていると、斜め前から必死の弁解が聴こえてくる。
「そう、俺、これ、トモダチ。仲良し。だから、怒らないで?」
私のことを指差して、片言で自分が敵じゃないと沙耶に訴えている。
まるでほとんど言語の通じない戦闘民族相手に意志疎通を図っているようになっているけれど、それはさすがに沙耶のことを怖がり過ぎだ。
話せばきっとわかって貰えるよ。
もっとも、理解を拒んでグーパンの未来もあり得るけど。
「どーも胡散臭いんだよねぇ。うちの心美はもっとコミュ障のはずなんだけどなぁ」
ちょっと失礼な発言が耳を貫いたけど、ここは黙って受け流そう。
迂闊に口を挟むと私に飛び火しかねない。現状、幸いなことに私には追及の矛先は向いていないのだから。
だし巻き卵をはむはむと貪っていると、彼がギッと視線をこちらに向けてきた。
なになに、どうやら助けを求めているらしい。必死の形相で焦燥感が半端じゃない。
さすがにもう可哀そうだなあ。助け船を出すとしようか。
ごくりと口の中の物を飲み込むと、お茶を一口飲んでから口を開く。
「沙耶、私だって成長するんだよ。男の一人や二人手籠めにするなんて朝飯前だから」
「は? なにそれよく言うよー。男子が話しかけてきたらじりじり摺り足で移動して私の後ろに隠れるくせにさぁ」
「盾は有効に使わないとね」
「矢避けにしないでもらえる?」
困ったように沙耶が笑うものだから、釣られて私もふっと笑う。
「まあ正直言うとね、『友達』っていうほどお互いのこと知らないんだ。ね?」
言うと、はっとした彼が高速で頭を縦に何度も振る。
藁にも縋る思いだろうか、このチャンスを逃したら弁解の機はないと察したようだ。
「そうそう! 偶々関わる機会があっただけというか。それが何度か重なっただけというか」
「具体的にはこの人がカッコつけて余計なお世話をしてきたというか」
「やめろ言うな! 忘れろよ! なんでこのタイミングで穿り返すんだよ!」
「や、一番具体的かつ印象的なエピソードだからチョイスしたんだけど。なにか問題が?」
「大ありだってのっ。俺の沽券に関わるだろ」
「今更だよね」
「くっ」
本当に今更だ。女の子一人にビビりまくっていた時点で、男の沽券とやらはほぼストップ安だ。じき紙切れと化すだろう。
私たちのやり取りを見ていた沙耶が、頬杖を着いたままふんすと機嫌悪そうに息を吐いた。
「ちぃ、なんだよー。私の心美と仲良くしやがってよー。ぽっと出の唐変木がよー。この腐れ外道が。一昨日来やがれバーローめ」
「ひでぇ」
さめざめと嘆く彼を尻目に、飲んだくれた親父のような沙耶を見遣る。
「そうは言うけどさ、男引っ掛けろとか言ってたの、沙耶じゃん」
言うと、沙耶は自分の弁当からアスパラの肉巻きを箸で摘まんで一口でそれを頬張った。
「そうは言ったけどさぁ、まさかほんとに引っ掛けてくるとは思わないじゃん? まあ言い方からして貰い事故みたいだけどさ」
「まあ事故だねぇ」
じっと彼を見ると、やがて中空を眺めた後、
「事故だなぁ」
と感慨深く頷いた。うん、まあそうだよね。彼がカッコつけたことは、タイミングと状況次第ではとても善い行いだったはずなので、巡り合わせが悪かったとしか言えない。
「ちなみにどんな余計なお世話だったの?」
と、興味本位か沙耶が訊いてきたので、渋い顔をする彼に変わって私が説明してあげた。
レモンジュースを買ったら、間違えて買ったのかと勘違いされて代わりを渡されたこと。そのあと偶然また会って、その勘違いに彼が気付いてしまったこと。重要な部分はちゃんと説明しておいた。
すると、説明を聴いた沙耶が途轍もない憐れみの視線を彼に向けた。
「可哀そっ」
「うるせえ!」
あー、と顔を覆って俯いてしまったので、さすがに私からの追撃は止めておいた。この肩が震えていることがバレませんように。口元もっと引き結ばなきゃ。
やがて彼が立ち直る頃には私と沙耶は半分以上お弁当を平らげている頃だった。顔を上げておにぎりの袋をおもむろに開け始めた彼に、沙耶が口を開く。
「そういえばさ、君の名前知らない」
「あ、だねー」
言われてみれば知りもしなければ訊いてもいなかった。彼も名乗って来なかったし、私も名乗りを上げなかったから互いに知る機会というものが全くなかった。
訊かれた彼は視線を私たちに向けて、けれど手元に視線を戻す。
「工藤紅音」
ぶっきらぼうに告げられた名だった。けれど、悪くない響きなんじゃないかな。間違っても違和感といったものは覚えない名前だから、問題ないと思う。
「紅音かー。男の子で紅音って珍しい? そうでもないのかな?」
と、沙耶が純粋な疑問を呈した。まあそこは私も思った。どっちかと言うと女の子のほうに多いイメージがある。とは言ってもどちらに使っても問題ない響きではある。
「父さんと母さんが結婚決めた時、茜色の空だったんだと。で、子供に付ける名前の音は男でも女でも『アカネ』にしようってことになったらしい。だから『紅音』」
言い終わると、取り出したおにぎりを頬張った。買ってあるおにぎりは鮭とシーチキン。どうやら鮭から食べる派らしい。
「へぇー。ちなみに私は雨野沙耶で。こっちは知ってる?」
沙耶が私を指差しながら訊くと、紅音は首を振って否定した。
そうすると沙耶の視線がこちらを向いた。自分で言え、ということだろう。別に言ってくれてもいいのにな。改めて自己紹介って何だかむず痒い。
「私は春瀬心美。よろしく」
「よろしく」
と言った紅音が「ん?」と小首を傾げる。
「ちなみにどんな字?」
「心に美しいだけど」
「お、おおん?」
「なに、そのリアクション」
ムッと眉を寄せる。その困惑し切った反応はいったいどういう意味なんだい。事と次第によっちゃあこの右手が火を噴くことになるけれど。
ぐっ、ぐっ、と指を開閉させていると、紅音が真理を得たりといった具合に得意げに言う。
「心、汚くね」
ほう、言うじゃないか。
「そう思った理由を一応聞かせてもらえる?」
引くつきそうな眉を堪えさせつつ問うと。紅音は大仰に肩を竦めて鼻で笑う。
「心が美しい人ってもっとお淑やかだろ」
オーケー。処す。私が正義だ。
「性格悪くて」
「ん?」
「ごめんねぇっ」
「んぎっ⁉」
紅音は声にならない悲鳴を上げてがたりと椅子の上で跳ねた。私の足が、彼の左足の親指を踏み抜いたのだ。
ちなみにうちの高校は上履きがスリッパタイプだから、緩衝材など無く親指をほぼダイレクトに衝撃が貫いている。
ざまあみろ。もっとマシな理由だったなら温情で叩くぐらいで済ませようと思っていたけれど、さすがに我慢ならなかった。
心が薄汚れている自覚はあるよ。でも、それを他人に指摘されるのは誰だって嫌でしょ。
「今のは紅音が悪いね」
名前呼びすることに決めたのか、沙耶が呆れた風に言いつつ、残りの弁当を食んでいる。
「仲良くなってないのにそんなこと言っちゃあ怒るに決まってるじゃん。もっと仲良くなってからじゃないと」
「いっつー……。じゃあ、雨野……あー、沙耶くらいになったら言っても平気なん?」
「おう、もちよ、もち。視とけよ、先輩の雄姿ってやつをな」
自信満々で胸を張ってるけどさ、聞いてる私は全然もちじゃないんだけどね。
ぐるんと隣にいる私に沙耶の顔が向く。おい止めておけと視線で訴えるが、沙耶は私の忠告に気付かず、自信に満ちた満面の笑みでその口を開いてしまった。
「心美って性格悪いよね!」
「絶交よ沙耶」
「
拒絶した途端に私の右肩に縋り付いてべそを掻き始めた。分かっていた結果だろうに、どうしてその道を突き進んでしまうのか。私は今、人の愚かしさを一つ学んでしまったようだ。
おーよしよし、と沙耶の頭を撫でていると、紅音が「駄目じゃん」と呆れたように言って、それを聴いた沙耶が顔を上げてベっと舌を出す。何を対抗し合ってるんだこの二人は。
惰性で沙耶の頭を撫で続けていると、紅音がその光景を見て、
「仲良いのな」
と感心した風に漏らした。それを聴いて、別に大して堪えていなかった沙耶が顔を上げる。
「まあねー。私ら、ほら、幼馴染だし。昔からの付き合いだし。家族も互いに面識あるし。ね、心美」
「あー、まあそうね、うん」
「なにその気の無い返事! もっと熱込めるべきじゃない? 私らの仲の良さをアピるとこだよー。この新参者に見せ付けようよー」
「ええい、鬱陶しいっ」
ようやく沙耶から解放されたからと箸を持って残りの弁当を食べようとしていたのに、ぐいぐいと肩を揺らすものだから食べるどころじゃない。本当に困ったやつだ。
「そういうのって、わざわざ見せ付けるものじゃないでしょ。あんまりベタベタすると本当に嫌いになるよ。節度守って」
「はーい」
渋々といった具合にようやく沙耶は私から離れてくれた。普段に比べて本当に今日はよく引っ付いてくる。そんなに紅音を警戒しているのだろうか。それにしてはわりとフランクに接しているように見えるが。
そういえば沙耶は昔は今の私以上に人付き合いが苦手だったっけ。
昔とは言っても小学校に入る前辺りの話だからあまり今の性格に関係ないかもしれないけど、引っ込み思案で、何をするにも躊躇いがちな臆病な子だった。
それが今やコレである。時の流れは随分不可思議なものだ。
窓の外の曇天に目を遣りながら無常な摂理に想いを馳せていると、沙耶が何かを思い付いたようにぴっと手を挙げた。
「ねえねえ二人ともさあ」
「なに?」
「なんだよ?」
私も紅音も嫌な予感を覚えたのか、ちょっと警戒気味に沙耶に問う。
すると沙耶は挙げていた手を顔の近くに持ってくると、人差し指を立てる。
「せっかく変な縁でお近づきになったことだし、今度の土曜日さ、親睦を兼ねて三人でどこか遊びに行かない?」
「三人?」
それは紅音も含めて、ということだろうか。
けどどうだろう。人付き合いが苦手な私はあまり見知っていない相手と出掛けるのはちょっと困るけれど、紅音の場合はもっと困るんじゃないだろうか。だって女子二人と一緒にだ。居心地悪くて針の筵だったりするんじゃない。
「うーん、俺がお邪魔すんの悪くない?」
ほら、やっぱり。紅音は困ったように眉を寄せ、小さな拒絶を示している。あまりに予想しやすい結果だ。
そもそもなぜ沙耶はこの三人で出掛けようと言い出したのだろう。その意図は何だ。
理解できずに二人の間で視線を動かしていると、沙耶が私たちを見遣って一瞬心底呆れたように目を細め、そのあと取って付けたような笑顔を作り出した。
「二人にも悪い話じゃないと思うんだけどなぁ」
「と言うと?」
紅音が二つ目のおにぎりを開けながら適当に話題を突っつく。
やめて、紅音。これは触れると面倒になるタイプの沙耶よ。
促された沙耶はうんうんと頷いて、
「まず紅音にとっては女子二人と遊びに行けるというメリットが発生するよね」
「は? それがメリットなのか?」
「違うって言うの?」
「当たり前だろ」
憤慨したように紅音は言う。ねえ紅音。さすがにそこまではっきり否定するのは私たちに失礼だと気付いてる? 私、実はちょっと傷付いてたりするよ。シクシク。
取り敢えず仕返しに泣き真似でもしておこう。沙耶、パスするからシュートよろしく。
「すんっ」
「えっ?」
目元を擦りながら悲しげに鼻を鳴らしておく。
すると紅音が覿面に狼狽し始め、それを見た沙耶が一瞬ニンマリと悪い笑顔をしたのを私は横目で確認した。
よし、やれ沙耶。
「ちょっと紅音ー、今のは酷いんじゃない? 心美、泣いてんだけど」
「い、いや、違っ。俺、そういうつもりじゃ……」
「何が違うの? 嫌なんでしょ? 心美と遊びに行くの」
「だから違くて!」
「違わないよね。遊びに行くの、嫌なんだもんね。拒否ってたもんねぇ」
罪悪感を突っつきながら思考を狭め、徐々に徐々に最終的に口にさせたい言葉へと絞り込ませていっているのが恐ろしい。別に紅音は『嫌』とははっきりと言ってなかったのに、今頃紅音の頭の中は自分が嫌と言ったという前提の下で混乱した思考が走っていることだろう。
さすがにちょっと同情するからこれ以上の仕返しは止めておこう。このままだと今度は私が罪悪感でやられそうだ。あとは静観することにする。
沙耶から言葉と冷たい視線で詰められた紅音は酷く狼狽えた様子で打開策を探っていたようだが、ついに観念したようで肩を落とした。
「ご一緒させていただきます。大変失礼いたしました」
「うむ、よろしい!」
紅音の全面降伏宣言を聴いた沙耶はそれまでの極寒の表情を引っ込めて、花が咲いたような上機嫌な笑みを浮かべた。
機嫌が良くなったところで恐縮だけど、私はまだ行くとは言ってないんだけどな。まあ嫌だと言っても沙耶に泣き付かれるだけだから、文句を付けるのは止めておこう。宥めるのが面倒だしね。
げっそりした表情で溜息をついた紅音がふと私を見てきた。ぱちりと視線が合って、彼の視線の中に心配が含まれているのがわかる。先程泣き真似をしたからだろうな。
彼の懸念を解くために小さく笑んで頷いておく。すると彼も安堵したように口元を綻ばせて肩を撫で下ろした。
正直言ってしまえば、紅音と出掛けることになるかもしれないと思った時、言うほど拒絶は抱かなかったのだ。自分にしてはこの反応は結構珍しいことだ。
珍しいついでに、自分らしくないことをさっさと済ませておこうか。きっと今しか私は行動に移せないだろうし、ここでもたつくとまた言い訳をして逃げてしまうだろうから。
「ね、紅音」
「おう」
応える彼に、自分のスマホを取り出して見せる。そして、
「連絡先、教えて?」
努めて平静な声音で尋ねると、何故か沙耶がギョっとして、紅音はどうしてか二秒ほど固まって、やがて首肯して笑みを浮かべた。
なんなんだ、その二者二様の反応は。なにか文句でもあるのか。
「だな。連絡先知らねえと遊びの計画も立て辛いし」
そう言ってスマホを取り出すと、トークアプリのフレンドコードを表示させた画面をこちらに差し出して来る。
私、知ってるよ。これを読み取るか、入力するかすればお友達になれるんでしょ?
大丈夫、友人が極端に少ない私でもそれくらいは知ってる。お母さんと沙耶と交換したっきり使ってない機能だからほとんど忘れてしまっているが、きっと合ってる。
内心冷や汗だらだらであれこれ試しているとなんとかうまくいったらしい。
春瀬百合、雨野沙耶、その次に工藤紅音の名前が現れた。
記念すべき三人目の登録者である。
まあ、普通に友人の多い人からしたら大したことではないのだろうけど、私の人生では一大事だ。
なにせその三番目は恐らく弟の達哉がそのうち搔っ攫うんだろうな、と半ば諦めていたのだから。
此度の一件はまさしく晴天の霹靂である。
国が、動くぞ。
おどろおどろしい擬音を背に私が戦慄していると、沙耶がにゅっと身を乗り出してきて、スマホを掲げる。
「こらー紅音。私にも教えなさいよー。仲間外れは泣くぞっ」
言われた紅音はそれは堪らないとばかりにさっとスマホを差し出す。
「いやいや、んなわけないだろと。ほら、コードな」
差し出されたコードを沙耶は手慣れた手つきで読み込んで、「そっちに私出た?」と尋ねた。紅音は「おう、オッケー。念のためアドレス帳にも後で入れとく」と答えたので、互いに登録が済んだらしい。
おーおー、友達多い人たちは違うねぇ。まるで練度が違う。私みたいな交友関係赤ちゃんレベルとは格が違うぜ。
ちょっとだけ悲しくなったので、べ、別に友達少なくても生きていけるしなぁ、と自分を慰める。なんだかちょっぴり惨め。
二人は、どこに行くかとか、グループ作るかとか、なんだか話しているけれど、私はただ事の成り行きを見守るとしよう。慣れないことをすると心も体もやっぱり疲れる。
ほっと一息吐いて、肩を撫で下ろす。
まあ今回だけは精々友人の気紛れに付き合うとしよう。たまには友人孝行も悪くない。
窓越しに眺める景色は先程から少しうつろい、雨が止んで雲の切れ間から光が射し込んでいた。
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