第8エピソード 森の伝承

第29話 俺、野鳥にバトルを挑み、見事な接戦をくり広げるも、非常に惜しいところで負ける。

 翌日は朝早くから、ソーニャにすすめられた森林ツアーに参加していた。祭りの開催までにはまだ1日あるので、時間を潰そうという判断からだった。


 森なんぞには毛ほども興味がなかったのだが、ドロシーが乗り気だったので、俺も満更でもない。……待て。そういえば、昔、森ガールというのが流行はやっていなかったか? 土台、興味が出て来たな。清楚という表現だと、いささか高貴な感じがしてしまうが、あの質素で、ロリータとも親和性の高そうなジャンルは、妹の選択肢として悪くない。非常にいい。


 ……どっちかっていうと不思議ちゃんだろうって? 甘いな。そんなことを気にするほど、俺は人生でモテちゃ――おっと、間違えた。そんなことを気にするほど、俺は器の小さい男じゃねぇぜ。


 探索ツアーの集合場所は、もちろん町の広場だ。


「思っているよりも人が多いんだな」


 ツアーの参加者はかなりの数だった。

 新緑に無縁の都会人であればともかく、ワールドの住人たちが、この世界にありふれている自然を好む理由は、俺にはいまいちよく分からなかった。


「まぁ、ご主人様と同じじゃないですか? みなさん、今日のうちに渚瑳なぎさの町がどういうところなのか、知っておきたいのでしょう」


「なるほどね……」


 専門家のガイドのあとを追って、森の中に入る。

 俺のイメージする森は、虫と大木しか存在していなかったのだが、実際の森はちょっと勝手が違うようだ。木の種類はやたらと多いし、草だって実に様々だ。どこかに隠れているのか、虫ともあんまり遭遇しない。この点に関しては、さすがにワールドならではの事情だろうとは思ったが、なにぶん俺には判断できない。


 小川に滝・古木と、美しい風景が左右を彩る。

 ここまでの道すがら、いくつかの植物と動物について、ガイドから解説がなされていたようだが、俺は寝ていたので何一つ聞いていない。教科書の雰囲気を察しただけで、たちまち寝ることができる。これは俺の数少ない特技の1つだ。ちなみに、残る特技2つもろくでもないものなのだが、いつか披露する機会もあるだろう。


 まともな言い訳をすれば、俺からすると、世界攻略指南ザ・ゴールデンブックで調べれば済む話なので、いまいち関心を持てなかったのだ。無論、今後も実際に調べないことは請け負いだ。


 ……何より、ガイドが男だったんだよ。

 俺の耳は女の麗しい声を聞くためにあるのであって、おっさんの熱弁を聞くためにあるわけじゃない。


 森の中の開けた場所に着いたら、そこから先の活動については選択制らしい。バードウォッチングかヨガ体験のいずれかを、参加者が自由に選べるみたいだ。


 俺はどちらも未体験。

 なので、ドロシーの好きなほうで構わなかったのだが、俺が決めていいということだったので、バードウォッチングのほうを選択しておいた。その理由については察して欲しい。ガイドが女だったからだよ。


 鳥たちが驚いて逃げないよう、静かに森の中を歩いていく。

 スザクがいるので手遅れじゃないかと思ったが、努めて殺気を抑えてくれているのか、時々、間違って動物が近寄って来ることもあった。


 ふと樹上を見れば、大きめの鳥が獲物を探すようにして、枝のところに止まっている。

 かなりでかい。

 比較の対象にダチョウを持って来るのは、いくらなんでも大げさだが、カラスやオウムでは役に立たないだろう。その4倍くらいはある。


 ……なんだ、あいつ。

 気になって世界攻略指南ザ・ゴールデンブックを紐解けば、賑飛鳥フラップスウィンガーという名前らしい。どこかで聞いたような覚えがあるような、ないような。


 何をじっと見ているのかと、鳥の視線を追ってみれば、それは俺たち観光客の手元へと注がれていた。


 さては、先ほどガイドからもらった木の実を狙っているのか?

 鳥が好むナッツで、人間用ではないとのことだが、これが女からもらった物である以上、俺としては相手が鳥だろうと譲ってやるつもりはない。たとえ、俺には食えないものだったとしても、そこには保存用としての価値がある。


 疎むようにして、俺は賑飛鳥フラップスウィンガーに何度か手を振った。


「どうしたんです、ご主人様?」


 その態度が不審だったようで、ドロシーが俺に小声で尋ねて来ていた。いうまでもなく、ドロシーの声が小さいのは、静かにしていなきゃいけないからだ。


 隠すことでもなかったので、正直に俺は賑飛鳥フラップスウィンガーの存在を彼女に告げる。


「あの鳥が、さっきから俺のほうを見て来るんだよ」

「ご主人様を……?」


 自意識過剰だろうと言いたげに、ドロシーが眉根を寄せたが、あいにくと今の俺にはナッツという至宝がある。女からのもらい物を横取りすることは、相手が誰であっても許されない。これはもう俺のものだ。警戒するに越したことはないだろう。


「ドロシー、すまないが俺のナッツを、大食衣嚢グラットンポケットで守ってくれないか?」

「えぇ……。嫌ですよ、汚い」


 純粋に引いたドロシーが俺から離れていく。

 これって汚いものなのかと、俺が自分の手にしたナッツを、複雑な面持ちで見つめていれば、鳥の野郎はそれを待っていたらしい。ほい来たと言わんばかりに枝条から離れると、素早く俺の手から木の実を奪い取っていた。


「あっ、てめ――この野郎!」


 慌てて俺はそいつを追いかけ始める。

 鳥の野郎は俺をおちょっくっているのか、低空飛行を維持したままだ。


「待てコラ、ちくしょう!」


 中々俺が肉薄して来ないので、俺の運動神経が悪いのを学習したのか、野鳥は舐めプを続けていた。


 だが、その油断がやつの命取りだ。

 俺は覚悟を決めると、鳥へと向かってダイブ。

 ひざと腹を地面に強打するも、ふざけ散らかした鳥の確保に成功する。


「ざ……ざまぁ見……ろ」


 悶絶。

 後先を考えずに飛びこんだせいで、うまく呼吸ができない。

 その間に、賑飛鳥フラップスウィンガーは俺の腕を蹴っとばして抜け出すと、空へと羽ばたく。

 当分、立ちあがれそうにない俺が、恨みを込めてそいつを見つめていれば、あろうことか急降下。俺の背中を足でつかんで、再び青い空を目指して舞いあがった。


「んな――!」


 持ちあがる体。

 抵抗しようにもまだ痛くて、まともに動かせない。

 あっという間に木の幹よりも高くなる。


「ご、ご主人様? 何を遊んでいるんですか?」


 ドロシーが頓狂とんきょうな声を上げて驚いていたが、俺としては野鳥とじゃれているつもりではない。文字どおり、息もつけないほどに緊迫した接戦を、演じていたはずだ。


 じたばたともがいてみるが、賑飛鳥フラップスウィンガーに俺を離す様子はなく、どんどんと俺は地上から去っていく。助けを求めて首を無理やり下へと向ければ、ちょっとだけ面倒臭そうにしながらも、スザクが腰にいた剣に腕を伸ばしていた。


 それを見たドロシーが、慌ててスザクを止める。


「ちょっと、こんなところで剣なんか振らないでくださいよ! ほかの人まで巻きこむつもりですか!? 主に、私!」


「し、しかし……」


 スザクは困惑したように、俺とドロシーを交互に見ている。

 非常に残念だが、ドロシーの対応が正しいと言わねばならないだろう。すでに俺が騒ぎまくったので、周囲の鳥が逃げたとはいえ、バードウォッチングの参加者には、それなりの数の女がいる。間違っても、スザクの一撃で、彼女たちが怪我するようなことはあってはならない。


 まもなく、到底着地できない高さにまで、体が浮かびあがってしまったので、俺は抵抗するのをやめていた。ドロシーたちが遥か後方に控える中、うっかりこの鳥が俺を落とそうものなら、墜落死の危険がある。


 ……どうなるんだろう、俺。

 俺という人間を運ぶ賑飛鳥フラップスウィンガーのことを見上げながら、迷ったすえに、俺は寝ることにした。教科書の雰囲気を察しなくても、俺は普通に眠れるのだ。すごいだろう? これは完全に余談なのだが、このような状態を人は気絶というらしい。おかしいな。







 俺が意識を取り戻すと、そこは木の幹の中だった。

 穴のサイズが中々にでかい。

 自然にできたうろというよりも、何者かが積極的にくり抜いて、この空間を作ったようだった。

 ……なるほど。ここは賑飛鳥フラップスウィンガーの巣か。

 入り口から見える空は、心なしか近くに感じられる。

 そう思って下を覗けば、幹から伸びる膨大な葉と枝で、まるで地面が見えていないが、相当な高さの位置に作られた巣穴に、間違いはないのだろう。


「どうすんだ、これ?」


 俺の木登りの技術なんて、高が知れている。自力での脱出は不可能に近い。

 諦めて、何かないかと俺は巣の中を見渡した。そこに賑飛鳥フラップスウィンガー本人の姿はなかったが、いったいどこで手に入れたというのか、きらきらと光るゴミやら魔動具やらで、巣の大部分が埋まっている。これらが鳥のコレクションであることに疑いはない。……え? 俺もそのコレクションの1つってこと?


「ずいぶんと安く見られたものだな……ふっ」


 暇すぎて、独り言と中二病に熱が入ってしまう。

 そうやって、俺が大げさなポーズで、やれやれと首を横に振っていれば、巣の持ち主である賑飛鳥フラップスウィンガーが、いつの間にか帰巣していた。危うく、心臓が止まるかと思った。


 ずんぐりむっくりとした体が、穴の入り口を塞ぐようにして、俺のことをじっと見つめている。


「な、なんだよ。やろうってのか? ちゃんと手加減しろよな」


 クソ恰好悪いファンディングポーズで応じてみるが、特に向こうは何もして来ない。俺に見せびらかしているつもりなのか、自慢の羽を整えているばかりだ。緑・黄・青という3色の羽は、確かに美しいと言わざるをえない。


 元々俺に脱出する予定などなかったのだが、穴を封じられたことで、ますます、ドロシーのもとへの帰還が遠のいてしまった。仕方なく、俺は鳥に隠れて世界攻略指南ザ・ゴールデンブックを開いた。


 賑飛鳥フラップスウィンガーは、⦅渚瑳なぎさの森⦆周辺など、一部の地域にのみ棲息している大型の鳥類で、地元民からは、非常に神聖な鳥として扱われているらしい。


 ……なるほど、スケルトンライダーの群れを目にしたとき、男が『これが賑飛鳥フラップスウィンガーなら、俺たちも気にしねぇんだがな』と言っていたのは、このためか。


 多少の悪さをしていても、相手がこの鳥ならば笑って許せるに違いない。

 なにゆえ、そこまで賑飛鳥フラップスウィンガーが神聖視されているのかといえば、こいつが古代の勇者に大層懐いたからだそうだ。同じように勇者のほうも、賑飛鳥フラップスウィンガー可愛かわいがったので、勇者になじみ深い存在として、大切にされているようだった。


 えらい迷惑な話だ。

 こいつが何をしても怒られないとなると、俺にとっては憤懣ふんまんやるかたない。


「……ん? 待てよ」


 はたと思いつく別の考え。

 賑飛鳥フラップスウィンガーが勇者に懐いたということは、裏を返せば、こいつは俺のことを勇者と同列だと、そう評価していることになる。間違いない。相手をコレクションに加えることが、とても懐いた結果だとは思えないという正論は、無視することにする。


 ずいぶんと見どころがあるじゃないか!

 そう思ってみれば、憎たらしいこの顔つきも、なんだか愛嬌があるような気がして来る。額にある傷跡も、名誉の勲章のようで恰好いいではないか。これはすぐに分かったことだが、やはり気のせいだった。


「ったく、素直じゃねぇやつは困るぜ」


 そう言って、俺は人差し指の背の部分で、鼻の下をかいた。

 野鳥の体に手を添えながら、俺は話を続ける。


「最初から言ってくれりゃあ、俺だって、もうちょっと違う態度を取ったっていうのによ。あい分かった。今日からお前をポチと名づけよう! だから、俺から奪ったナッツは返し――」


 その瞬間、賑飛鳥フラップスウィンガーの回し蹴りが、俺に向かって放たれていた。

 やつが体をくねらせたことで、賑飛鳥フラップスウィンガーの足は俺の背中に衝突。

 必然的に、開いた巣の隙間から、俺は外へと吹き飛ばされる形になり、見る間に巣から落下を始めていた。


「てめ――クソが! やっぱり憎たらしいだけじゃねぇか!」


 あの野郎の顔を、ちょっとでも愛らしいと思った俺が馬鹿だったぜ。

 賑飛鳥フラップスウィンガーが甲高い声でわめく。

 女神の美声と名高いらしいが、俺からすれば、どう考えても他人をあざけているようにしか聞こえない。悪意に満ちみちた、女神コーザを思い出すという意味でなら、俺も甘んじて同意しよう。


「誰か助けてくださ~い!」


 もはやお決まりになった文句を俺が半泣きで叫べば、運よく樹上から俺を探していたスザクが、横からお姫様キャッチで迎えてくれていた。


 やば、惚れちゃう!


「……ゼンキチ様は、空から落ちるのが好きなんですか?」


 なんでもないようにスザクが尋ねる。あっ、うん。こっちについてもただの気のせいだった。


「うん、そうだね……。きっと、スザクにお姫様抱っこしてもらうのが、好きなんだと思うよ」

「はぁ……。でしたら、今のままでは、軽すぎてストレッチにもなりませんので、せめて10倍以上には太っていただかないと……」


 なるほど。僕ちゃんはその前に健康を害して、病気で死にますね確実に。俺、60kg近くあるんだよ? 600kgの人間なんてこの世にいる?


 あとからドロシーに聞いた話では、このときスザクは、森の木々を1本1本引っこ抜いて、俺のことを捜索しようとしていたらしい。手短な森林破壊を阻止するべく、ドロシーが、上から探すようにと伝えてくれたとのことだ。


 俺がみんなのところに帰れば、俺がいなくなってからのほうが、鳥が集まって来てくれたとかで、ガイドの女が大変喜んでいた。たぶん、スザクが現場を離れたからじゃないかと思ったのだが、俺は自分の手柄として大人しく受け取った。段々、ワールドでも俺はいらない子になり始めていて、涙が出て来そうだ。


 昼食。

 森林ツアーらしく、食材は自分たちで調達しなければならないらしい。もっとも、中身はホワイトシチューなので、適当な具材を探すだけだ。茹でたり、煮こんだりすれば、大抵の物は食えるだろうと思っている俺に、死角はない。完璧な布陣だ。


「食べられそうな葉っぱには、目星をつけていますので、できればメインの食材が欲しいですね」

「肉とか魚ってこと?」

「いえ。そっちは渚瑳なぎさの町に戻れば食べられますので、せっかく森にまで来ているんですから、木の実とかですかね」


「了解……」


 当然だが、スザクにこのような作業は向かないので、休憩にしてもらっている。

 ふらふらと歩きながら、俺は目についたものを手に取っていく。食用かどうかは、世界攻略指南ザ・ゴールデンブックを開けば一目瞭然なので、特に気にしてはいない。


 川のほうで見つけたのは、キイチゴに似た赤い果実だ。

 調べてみれば、この見た目で果肉が少ないらしく、食べるのは種子のほうらしい。早い話が、小竜苺ドラゴベリーはナッツというわけだ。


 味についての情報もある。

 辛味が強いということなので、どんなものかと試しに口に入れれば、ぱりっという小気味よい音に続いて、口内全体に嫌な痛みが広がった。


 ちょうど、味のしない柿の種に、辛さだけを詰めこんだようなそんな感じだ。

 おまけに、熱の匂いが鼻孔を充満している。

 とてもではないが、食えたものじゃなかった。


「ぶふっ!」


 勢いをつけて俺は吐き出し、地面に落ちた小竜苺ドラゴベリーの残骸を睨みつける。少年の心を決して忘れない、俺の繊細な味覚とは相性が悪そうなので、残りのぶんも投げ捨てておく。サテモ焼きを好むくらいなのだから、ドロシーもわざわざこいつを選びはしないだろう。持って帰らずともいいはずだ。


 こいつはなぜ食用に分類されているんだと、恨みのこもった視線で世界攻略指南ザ・ゴールデンブックをめくれば、小竜苺ドラゴベリーを食べると、一時的に、他人からの愛情を強く感じるようになるので、恋愛を助けるアイテムとして、人々に重宝されているという記載があった。


「まさか、媚薬か!?」


 夢のようなナッツじゃないか!

 根こそぎいただいてしまおうと思った矢先、耐性がつきやすいので、媚薬には用いられないという、とても親切な文言を俺の目は読み取っていた。


「……」


 つまるところ、カップルが、イチャコラするためだけのものということだろう。

 ……クソが、リア充爆発しろ。

 むしゃくしゃしたので、まだ枝に実っている小竜苺ドラゴベリーを、全部もぎ取ってやろうかと思ったのだが、木の実に罪は――いや、ある。俺には男として、ほかの男が幸せになるのを、阻止する義務があるはずだ。諸君らの期待に応え、俺は、恋愛市場に一矢報いてみせようではないか。


 手を伸ばした刹那――俺の背後から、ドロシーの底冷えすような声がかかった。


「何を遊んでいるんですか、ご主人様?」

「……ド、ドロシーさん。これは違うんですよ、わたくしには国を代表する立派な使命が!」


 俺の話も聞かずに、ドロシーが足を大きく前に出す。


「……。わたくしが悪うございました。だから、お静まりになって?」


 その威圧感に敗北を悟った俺は、ドロシーの指示に従って、残りの作業を手伝うことにしていた。

 結局、集まったのは、ドロシーが独りでに入手していた葉物を除くと、イアーモンドという大きめの木の実だけだ。ゾウの耳のような形をした鞘の中に、いくつかの種子がまとまって入っている。


 これは空豆や、枝豆みたいなものをイメージしてくれれば、少しは分かりやすいかもしれない。もちろん、あそこまで瑞々みずみずしくはないし、なんなら色も緑じゃなくて黒だ。


 種子を覆っている鞘の部分は、硬すぎるので食べられないそうだが、スザクがばりばりとかじっていて、周囲の人間をドン引きさせていた。表情からして、スザクは気に入ったと見える。


 シチューの出来? ドロシーが作ったので、そりゃ旨かったよ。ほかの班が羨ましそうに、俺たちを見ていたくらいだしね。

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