第4話 ♡の恩恵

シュラーノの料理をスプーンに乗せ、口へ運んだ。

「美味しい!力がみなぎってくるよ」


HP1→HP9


「でしょ!私の料理凄いんだから!」

「どうやって作ってるの?」

「魔法の粉を入れてるんだよ!これを入れると病み付きになってどんどんお客さんが来るんだよ!」


真斗は深く追求することをやめた。まぁ、ただの塩なのであるが。


俺は勇者になったのか。つまり魔王を倒すわけだが…今の俺にそれが出来るか?もっと強くなって人を守れるようにならなくちゃ。


まずは冒険者にでもなって特訓するか。


ーーーーーーーーーーーーーー


「ステータスオール9じゃ冒険者は無理だよ。諦めな『特別なスキル』でもなければな」

「特別なスキル…ですか…」


  フォロワー効果フォロワー効果

 ◆    スキル 獲得    ◆

◇◯◇   ステータス10倍  ◇◯◇

 ◆      発動      ◆

   フォロワーポイント1消費


詳細→小説についた♡を代償にステータスを一定時間10倍にする


「スキル…あればいいんですね」

「何!?ステータス10倍!?馬鹿な。そんな馬鹿げたスキルが存在するのか!?」


ステータス90。それは十分に戦える数字であった。


だが♡が代償。視聴者の協力が不可欠だ。魔王討伐で有効的に使うことができるだろうか。

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読者のおかげで最強になる主人公〜星がつくとステータスが上がります〜 @simassima

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