第3話


STEDとADITの会話


ADIT:いったい何がしたいんだ?


STED:お前こそ何がしたいんだ?

お前は視覚に頼りすぎだ。この星は丸いんだ。お前の生まれた星だ。

誰かが何かをしているから、お前は疑問を持ち、考え、表現し、心が豊かになる。

それを人は成長と言う。

だが、もっとこの星を見ろ。人ではなくな。変わらずあり続けるこの星を。



ニバ・ロモ:この誘導している男は何者だ?


STED:彼は元ADITだ。現在はサリオストラマと名乗っている。


ニバ・ロモ:そのADITってのは何だ?


STED:ADITとは弟子の事で、STEDとは師の事を意味する。つまり、彼は私の元弟子だ。


ニバ・ロモ:なぜ弟子がポニア・スクーフォをねらう?


STED:彼はポニア・スクーフォの父親だ。


ニバ・ロモ:父親?


STED:私がまだADITだった頃の話だが、かつてここ、SZY TYEG GXKWP(スズヤテイジジエックスケワープ)で、GOD ARDS(ゴッドアードス)に参加している男の子がいた。彼は奴隷だったが、GOD ARDSで勝利を勝ち取り自由の身となった。


ニバ・ロモ:GOD ARDSで!?って事はあのGETY'Zに勝ったのか?すげーな!


STED:師が死んでから私は彼の師となり、彼は私の弟子となった。だが、彼はSTEDになる前に私と対立し、姿を消した。

彼はエマミレ女王と恋に落ちていた。

彼が去った後、彼女はポニア・スクーフォを産み落とし、この世を去った。

だが彼は、エマミレを何らかの力を使い、あのような姿で蘇らせてしまった。


ニバ・ロモ:女王様と結婚か。さすがにGOD ARDSでGETY'Zに勝っただけはあるな。

まさかそんな奴と戦うつもりじゃないよな?


STED:うむ。まあこれ以上は長い話になる。とりあえずここを出よう。


ニバ・ロモはドラダラケのドラダムとSTEDを宇宙船に乗せタイキンガーバッカ34をあとにSZY TYEG GXKWP(スズヤテイジジエックスケワープ)から旅立った。



ニバ・ロモの宇宙船の中


ニバ・ロモ:で、これからどこに行くんだ?


STED:サリオストラマのアジトに向かう前に訪れておきたい場所がある。



VRDS SPOT

(バルドススポット)


ニバ・ロモ:ここは何だ?墓場か?


STED:ここはVRDS SPOT(バルドススポット)と呼ばれている。かつて偉大なSTED評議会の長だった人物の名がついた場所だ。


(いくつかの名前が読み取れる)


VRDS SPOT PRT -


EURP QX-PRT-SATRT


ONEV


ハニーと共にあれ


STED:さて、そろそろ船に戻ろう。



ニバ・ロモの宇宙船の中


(RAA) SZZNSP/(らっ)スズンスパの宇宙船が到着する。


(RAA) SZZNSP

のちにSTEDの創設を支持し、多くの功績を残した人物。


(RAA) SZZNSPの宇宙船にはポニア・スクーフォが乗っていた。


ポニアを中心に会議が開かれた。


その頃サリオストラマはハニーの力を使い、IPISA族のイピクシーと戦っていた。

ポニア・スクーフォは会議で、IPISA族と協力すればサリオストラマに勝てると熱弁を振るう。ニバ・ロモは戦いはごめんだ。サリオストラマと戦うならSTEDだけでやってくれ。と言うが、ポニア・スクーフォが、サリオストラマとの戦いに勝利したら結婚を約束する。と誓い、ニバ・ロモは仕方なくサリオストラマと戦う事を決意する。


ニバ・ロモは、援軍にかつての後輩QWUJQ ・WHNGIN(クジャック・ホワンギン)を紹介し、サリオストラマと戦うIPISA族と合流した。

IPISA族にポニア・スクーフォが協力した事を知ったサリオストラマは、ポニア・スクーフォに仲間になれ。と誘うが、ポニア・スクーフォは、誘いを断り、ハニーの力でサリオストラマを倒す事が出来た。


ニバ・ロモ達はサリオストラマに勝利し、ポニア・スクーフォとニバ・ロモは、結婚式を挙げた。


終わり。

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GALAXY LAND 阿部ムサシ @MUSASHIABE

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