第24話 人材について。

 自著、サラリーマン・エレジーでも話題に触れた、人材について。

 興味があったら広めてください。

 そんなに難しい話ではないです。


 人材。

 人材には一般的に3種類ある。


 1つは人財で。

 会社の財産になりうる人財。

 いてもらわなくては困る人を指す。


 もう1つの人材は、どこににでもいる普通の人材で。

 可もなく不可もなく。

 捨て駒のような存在です。


 最後は人罪です。

 読んで字のごとく。

 会社にいてもらっては困る、会社を食いつぶす、ヒルのような人罪です。


 彼がいるだけで害悪をまき散らし、そばにいるだけで人を不幸に導く。

 当然、人罪が多い会社は遅かれ早かれ閉店に追い込まれるか、最後は倒産して消滅してしまいます。


 一般的に人財は20%。人罪も20%。残り60%が人材だと言われています。さてあなたは、どの人材に該当しますか?


 自分で人財だと思っているだけで、会社にとってはお荷物。

 人罪かもしれません。


 人は自分が思っているほど評価されないのも事実です。

 常に相手の立場に立って物事を考えることができず、周りがいやがることを率先して行動できない人は人材とみなされ、その他大勢の1人として扱われることでしょう。


 人の為に自分を犠牲にできる人。

 困難な場面でもリーダーシップを発揮できる人。


 そういう人には言わずもがな人の輪ができます。

 あなたは人財ですか? 

 それとも人材ですか? 


 1度、人罪の評価を受けた人は、また違う場所に転勤、転職しても当然のことのように人罪の評価を受けます。

 要は心掛け次第ということなのでしょう。

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