第8話 生き急ぐ事なかれ。
私は時に生き急いでいるなあと感じることがある。
人生なんて、どんなに生き急いだところで80年くらいが関の山です。
そんなに生き急いでどうするの?
いつもそう思うのですが、明日、我が身に何が降りかかるかわからないので、どうしても、つい先を急いでしまう。
小説を30冊リリースして、いつか世に問いたいと思っていますので、もし志半ば、書いてる途中で息絶えてしまったら、そう思うと居ても立ってもいられないのです。
人生は生き急いでもいけませんし、のんびり構えすぎてもいけないと思う。1日1つ、目玉商品をつくり、目玉を回収してゆくようなつもりで物事をすすめてゆくべきです。
道は、つながっています。
だからどんなに道を間違えても、回り道をしても、最終的にはゴールへと辿り着けるようできています。
到着するのが早いか遅いかの違いはあるでしょう。
どんなに生き急いだところで、人生は一冊の書物と同じで、本を開き、そしていずれ時期が来れば本は必ず閉じられる。
人生は1冊の書物と同じである。多少の厚い薄いの違いはあれど、最後には閉じられるようにできている。
本を開くに時機があり。
そして閉じるに時機があり。
どんなに生き急いだところで、どこかで帳尻が合うように、神様が病気を与えて休ませたり、場合によっては死期そのものを早められてしまう。
人生はカウントダウンの連続です。
1分、1秒。
1日、1年。
カウントダウンの繰り返しである。
明日からやりますと7回言えば1週間になり。
来週からやりますと4回言えば1ヶ月が過ぎ。
来月から心を入れ替えますと12回言えば1年になる。
そして来年から本気を出しますと何十回と言えば、僕たちは灰になり墓に入る。
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