第7話 世の中の多くの物は無駄に作られている。

 ハンドルの遊び。

 シャツに縫い付けられたボタンの予備。


 そして10%の一流と呼ばれる人。

 それを支える、可もなく不可もない60%の人たち。


 世の中は、およそ10%の人たちが動かし、残りの60%の人たちはオマケのような人生を歩む。


 人に使われ、意思を奪われ、社畜のように扱われるのは、一部の人達にとっては苦痛を伴うことでしょう。


 アメリカ人は高学歴であればあるほど独立し、起業します。

 対して日本のエリートと呼ばれる人たちは、官僚になったり、公務員を目指したり。自分で何かを興そうとは思わない。歯車の1つに徹しようとする。


 どちらがいいのか。

 それはそれで一概にはわかりません。


 事業をすればそれなりにリスクを負うでしょうし、ハイリターンを望むなら、もちろんハイリスクを選択しなければなりません。


 世の中の多くのものは、あってもなくてもどうでもいいものがほとんどで、これがなくては先に進まない、この人がいなくては会社が回らないというキーマンになる人は、おそらく10%もいないのではないかと思う。


 やはり人であるからには、いてもいなくてもいいというのではなくて、あの人がいなければ会社がうまく回らない。できれば、そう思われたいものです。


 起業家には起業家ならではの視点、目線。時間の使い方。人、物、金の利用の仕方。独自の考え方が長い時間の中で培われるように思う。


 肩肘張らず、のほほんのほほん。

 たりらりら~といきたいものです。

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