第4話 あなたが死んだら、悲しむ人は何人いますか? 

 あなたが死んだら、いったい何人の人が涙を流すでしょう?

 泣かないにしても、おつかれさまでした。

 何人の人が、心からそう言って労ってくれるでしょうか?


 もしも、ざまあみろ。

 そういう人が大勢いるとすれば、あなたは今からでも遅くないですから、行動を改めるべきです。


 もし、この世の中で、10人まで人を殺していいという法律があったなら、あなたは何人の人を殺しますか?


 また、あなた自身が、その名簿に名前を連ねるようであれば、何が原因であなたが怨みを買っているのか。知る必要があるように思う。


 もし事態がよく見えていなくて、自分は嫉妬されている。

 そう思うようなら、残念ですが、あなたは救いようのない馬、鹿です。


 あなたが嫉妬されるような奇特な人物であるならいざしらず、大抵は一言多かったりするのが通常です。


 天にツバをはけば、当たり前ですが、自分の顔にツバは戻ってきます。

 あなたが死に、もし悲しむ人がいないとすれば、それはあなたの歩んできた道が、人の為になっていなかったことを意味しているのではないでしょうか?


 快楽のみに生き、自分の都合のいいように解釈を曲げ、自分の思うままに生きてきた結果が、まさにそれなのではないでしょうか?


 人に媚びを売る必要は毛頭ありませんが、でも、もしできるなら、嫌われるよりは好かれた方がいいわけで。その方が人生を何倍も生きやすいと思います。


 人様の見本になれとまでは言いませんが、人を不快にさせる言動は、極力、慎むべきでしょうね。


 殺したいほど憎い人はいますか?

 何が原因でそう思うのでしょうか?


 また、殺したいほど憎いと自分が思われるのであれば、何が原因で自分は殺したいほど憎まれているのか、分析してみるといいです。


 妬みやいわれのない誹謗中傷は無視するに限りますが、怨みは極力、買うべきではないように思います。


 自分で原因を作っている人、けっこう大勢いますよね。

 人の振り見て、我がふり、直しましょう。

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