PV、星、フォロワー~初心者の陥りがちな罠~

 今回はPVとカクヨム独特の評価方法の星、小説のフォロワーについて初心者目線で考えてみます。

 結論からいうと、3つとも最初は気にしないようにしましょう。数字とにらめっこして、執筆がおろそかになってはだめです。




 まずはPVについて。ご存じかと思いますが、その作品がどれだけ見られたかという数字です。カクヨム初心者はここを見て最初は絶望するでしょう。1作品のPV20とか普通です。



 作品が面白い、面白くないは関係なく、問題はカクヨムを始めたばかりだからです。そもそも、新しい書き手が増えたことに気がつかないのです。

 私の提案としては2、3作書いてみてPVが伸びないようだったら、創作論を書いてみましょう。初回で述べましたが、私自身がそうして上手くいったからです。導線を増やす、これ大事。




 次にカクヨムの評価方法である星と小説のフォロワーについて。こちらはPVが伸びれば自然と増えるので、先にPVを伸ばす方が良いでしょう。もちろん、作品自体が面白いのが前提です。



 カクヨムのランキングは星と小説のフォロワー数で決まりますが、意識し過ぎない方がいいと思います。PVと同じですが数字を意識した瞬間から「ああ、自分には文才がないのか」と感じて筆を折るのがオチです。せっかく、小説を書きたいと思ったのですから、もったいないです。数字についてはランキング上位作品と比べてはなりません。




 ここまではカクヨム初心者へのアドバイスでした。次からはやるべきではない行為です。


 

 列挙しますと、読んでないのに他の作者の作品に星をつける、とにかく作者をフォローする、です。



 まずは星をつけまくる行為、「星爆」です。私自身経験したのですが、プロフィールに「星が10以下の作品に星をつけるのが趣味です」と書いている人に星をつけられました。こう書かれていては、純粋に喜べないですね。



 また、星はしっかり読んで面白い作品につけるものです。だから、三段階評価なのです。そもそも、他人の作品に星をつけても、自分の作品に星がつくわけではないです。見返りに星を求める時間があるのなら、執筆して文章力をあげましょう。




 次に片っ端から小説家をフォローする、これも「星爆」と同様です。フォローしたからといって、フォローバックがくるわけありません。正直に言います。私はしたことがあります。なぜか。



 カクヨムを始めて少しして、「カクヨムコンテスト」の存在を知りました。なんとミステリー部門がありません。悔しくなった私はミステリー界を盛り上げたい、というバカげた理由でミステリー作家の方をフォローしまくっていました。これは自主企画をたてて、ミステリー好きで盛り上がれば済む話です。過去の自分に言い聞かせたいです。



 そんなことを近況ノートに書いたところ、「それ、星爆と似た行為ですよ」と諫めてくださった方がいました。創作論のレジェンド「天のまにまに」様です。この方がいなければ、私はとんでもない方向に進んでいたでしょう。この場を借りて御礼申し上げます。




 以上、簡単ではありますが初心者へのアドバイスと注意点でした。

 皆さんの参考になれば幸いです。

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