応援コメント

第23話 教会(2)」への応援コメント

  • こんばんは。

    保護者が子の夢に反対するのは悪くなく、それで諦めるならそれまでなのだ、との藤沢の論の展開は正当なものに思いました。
    ですが、ついに保護者の反対を押しきって子がみずからの夢を追う道を選んだとしたら、親と子の和解は途方もなくむずかしくなる気がしました。

    また、子が親の言うことを容れて敷かれたレールに乗ったような場合でも、うまくレールに乗れずに失意に陥ったような場合、親子の関係はかなり高い可能性でこじれてしまうのではないか、と思いました。

    作者からの返信

    青丹よしおさん

    こんばんは。コメントありがとうございます。

    本当に芸術関係はお金がかかる上に稼げる可能性が低い道ですから、藤沢の言う事も一応の筋は通っているように思いますよね。
    まさに、反対を押し切って進み和解が難しそうなのが、翔太の親子関係なのかもしれませんね。

    レールに上手く乗れずに失意に陥り、親子関係が拗れる。これも事実よくあるように思います。私の仕事の一つが教育関係でして、このようなケースを見て辛い気持ちになった事があります。
    鋭いお言葉をありがとうございましたm(_ _)m

  • 我が子の為に、お金や安定を求めるのも親心、
    我が子の好きな事や才能を応援するのも親心、
    複雑ですよね?

    亮の言う通り、お金や反対にあって諦めてしまう人がほとんどでしょうね(T-T)
    そこを乗り越えて、やっと一歩というのが現実なんでしょうね!

    ママと亮先生って……そうだったんだ(^.^)

    作者からの返信

    かりんとさま

    コメントありがとうございます。
    そうなのですよね…どちらも親心だからこそ、拗れてしまうのですよね。

    途中で諦めてしまう人、たくさんいるのでしょうね。受け身では勝ち残れない世界でしょうから、残念ですが致し方ないのかもしれませんね。
    かりんとさまは高校生の時にバンドを組まれていたのですよね!そういう一歩を踏み出す勇気と行動力、大事ですよね✨

    京子と亮の間にはこんな過去がありました( *´艸`)ふふ

  • 「芸」というのは本来は才能と努力の実だと思うのですが、どうしてその前段階でお金第一になってしまったんでしょうね。京子のセリフ、親が自分の知らない子どもの成長を見た驚きと戸惑いを感じました。藤沢との会話で、京子自身がどんな人なのか、というのに興味が湧いてきます。

    作者からの返信

    柊圭介さん

    コメントありがとうございます。
    本当ですね…、稚拙ですが少し考えてみるに「芸」には元々裕福で教養のある人々に向けて披露するものと、庶民に向けてのものがありますよね。時代の変遷で後者から前者になったものもありますが。
    宮廷音楽(舞踊)や日本なら雅楽(舞楽)等が会得するのが難しく費用がかかるのはまだ分かるのですよね。プロになる必要のない良家子息子女の嗜みになっている面もありましたし。
    歌舞伎は初めは大道芸人等と同じ括りで「河原者(河原乞食)」と呼ばれ蔑まれていましたよね。確かに今でも良家から芸能人になる人は主流ではないかもしれません(日本やハリウッド等の性搾取問題も取り沙汰されましたね)。
    ただ、後者は貧しい者でも才能があればなれるという夢を売っている割には、その過程においてかなりの費用がかかったり普通の神経ではやりたくない事をさせられるというのが切ないなぁと思います。それが「芸能ビジネス」で、それが嫌なら黙って堅実に慎ましく暮らせという事かもしれませんが。
    京子についてのコメントも嬉しかったです。ありがとうございました(*´꒳`*)


  • 編集済

    瞳と瞳が絡み合い、見つめ合う。ぞくぞくしちゃいますね。
    人間って表層にいろんなモノを纏ってしまってますが、思考からすっ飛んだところには実にシンプルな何かが滞留している。そればかりに目を向けるわけにもいきませんが、そういうものが自分の中にあることを知っておくことは重要だと思ってます。
    「仕事」もそうですよね。これは手段に過ぎず目的ではない。もちろん目的を達するために手段は重要であり、実際には目的と手段は不分離であることも多いのですが、しかし何かを選択する際には主従を明確にしておく方がいい。
    いや。こういうのって沢山失敗して夢破れてそれでも歩んで。自ら見出していくものなのでしょうね。

    作者からの返信

    呪文堂さま

    コメントありがとうございます。
    「目は口ほどにものを言う」という言葉がありますからね(*´꒳`*)
    はい、誰しも核になるようなものをそれぞれの内に抱いていて、それは直接生活には関係なくてもその存在を無視し続ける事は難しいように思います。
    仕事は確かにお金を稼ぐ為ですが、最低限でいいのか(扶養家族はいないのか)・できるだけ欲しいのかによってもそれを自己実現の手段にするかどうかの判断は変わりますよね。何かを選択する際に本人が主従を明確し腹落ちする事はとても大切な事だと同意いたします。なかなかそれが許される環境にいない人が多いのも現実世界だとは思いますが。
    考えさせられるコメントをありがとうございました!

  • 「待って。あなたがあんなに歌えるってママ、知らなかった」
    ちょうど沙羅ちゃんが大人に向かってぐっと成長する時期ですものね。そして親の眼から離れる時。
    親からみたら子どもの中に意外性がどんどん出てくる頃、でしょうか。
    でも本当にお金かかりますからね、音楽。そして親がお金持ちで英才教育を受けたからといって、一枚上に行けるとは限らない。そこには有名音楽大を出て~ではない、「なにか」がいるのです。

    作者からの返信

    朝吹さん

    いつもありがとうございます♡
    そうですね、アパート暮らしで大きな声では歌えないですし、ボイトレの成果もあり、娘がここまで歌えるとは予想外だったようです。

    音楽、本当にかかりますよね。
    クラシックだと幼少期からかかる上に短期間でもヨーロッパに留学する人が多いですし。それでも仰る通り一枚上に行けるとは限らないですから。海外ではダブルメジャーで経営学等も取り、就職の際の保険をかける人もいますよね。
    裕福な家庭であれば卒業して少しだけピアノの先生等をしてから、社長や開業医と結婚するケースもありますよね(^^;;
    私の周りに庶民の家庭からオペラ歌手になった人がいまして、海外でも歌っていましたが…いやぁ本当に資金繰りが大変そうでした。