第2話 何故

次の日。

「アヤー、起きなさいよー。早くご飯食べにきてー。」

 朝からお母さんの声が響いている。

 耳に、頭に、お腹にその言葉が刺さる。


なんとなく頭が痛い。

私は起きあがろうと冷たい空気を吸った。

カハっコハ、ケホケホケホッ!

私は咳き込んでしまった。

どうやら風邪をひいてしまったようだ。


一階に降りて行って体温計を手に取った。

「なにー?体調悪いの?」

お母さんが怪訝そうにいう。

私は「うん」と小さく言って体温を測った。

熱がある。


私は学校を休むことになった。

「せっかく宿題やったのにな、、、」


私はオンライン配信の授業を聞きながらも、疲れや頭痛のせいで頭に入って来ないままで

1日を過ごした。


学校が終わった夕方頃、担任とほのちゃんが私に課題やら今日やったとこのノートやら連絡やらを書いた紙を持ってきてくれた。

「課題:ゆっくり休んで元気に登校

提出:なるべく早く」

宿題のところにはそう書いてあった。

授業の復習をしなきゃ。


私は復習だけして、

ゆっくりと寝た。

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