魔法薬で乳と尻を成長させよ
* * *
幸い(?)なことに成長促進の魔法薬に必要な素材は揃っていた。
しかし、胸とお尻だけを成長させる魔法薬か……。
基本的な魔法薬もろくに造れないのに、いきなりそんな特殊な魔法薬なんて僕に造れるのだろうか?
「そんな不安な顔をしないでローエンス? あなたならきっと成功できるわ。さあ、もっと力を抜いて? ふー♡」
「ひゃわっ!?」
師匠にいきなり背後から抱きしめられ、耳元に息を吹きかけられた。
とんでもなく大きい師匠の胸がぐにゅっと潰れて、僕の小柄な体を包み込む。
「な、何するんですか師匠!?」
「言ったでしょ? 魔法薬の調合はイメージが最も重要だって。さあ、イメージするのよ? 私のこのおっぱいが、もっと大きく成長するところを♡」
色っぽい声で囁きながら、大きすぎる胸をむにゅむにゅと押し当ててくる師匠。
や、柔らかい。
師匠の胸は重力に逆らうように前に突き出す張りを持ちながら、その感触は液体のようにトロトロでふわふわだ。
しかも、何だか甘ったるいミルクのような良い匂いもして頭がクラクラしてくる。
た、確かにこれなら具体的なイメージに繋がるけど……うぅ、ドキドキして集中できないよ~。
というか、いまでも充分すぎるほどに大きいのに、これ以上胸を大きくする必要があるのですか師匠!?
「ねえ、ローエンスは見たくないの? 私のこの大きなおっぱいが、も~っと大きく成長するところを♡」
師匠はそう言って、僕の頭の上に両胸をのせる。
ずっしりとした重さと蕩けるような柔らかさが頭部に広がる。
こ、こんな大きな胸がもっと大きく?
そんなの凄すぎて、想像もできないよ!
「できないと思い込んではダメ。魔法は不可能と思われることを可能にして発展してきた技術よ。思い描くの。私の胸とお尻が成長した姿を。あなたの手で、私の望みを叶えてちょうだい?」
「っ!?」
そうだ。師匠はいま胸とお尻を成長させることを望んでいる。
ぶっちゃけ、しょうもないことのように思えるけど、お世話になっている師匠の望みは何であれ叶えてあげたい。
そもそも師匠なら自分で充分にやれるであろう魔法薬の調合を、わざわざ僕に任せてくれたんだ。
その期待に応えたい!
やるぞ。今度こそ魔法薬の調合を成功させてやる!
息を整えて、杖で壺の中を掻き回す。
「そうそう、まずそうやってゆ~っくり掻き回すの♡ 焦ってはダ~メ♡ ん♡ そうよ、上手♡ その調子でクチュクチュ掻き回しなさ~い♡」
後ろから師匠が優しい声で応援してくれる。
そして僕のイメージを補助するために、胸をぱふぱふと押し当ててくる。
「さあ、イメージしなさい♡ 私のこのデカデカおっぱいが、もっとも~っとバインバインに育つ瞬間を~♡」
はい。やってみます師匠。
……イメージするんだ。
師匠のこのおっぱいが、さらに大きなおっぱいになるところを。
思い出せ。
歩くたびに、ゆっさゆさと揺れるおっぱいを。
テーブルの上にずっしりと乗る特大のおっぱいを。
後ろ姿からでも大きさが確認できる、横から溢れるように膨らんだおっぱいを。
その、おっぱいを、もっともっと成長させる。
そうイメージするんだ!
「ちなみに~……私のおっぱいのサイズは~、トップ120cmのQカップよ~♡」
「っ!?」
より具体的なイメージをさせるためか、師匠はバストサイズの数値を、僕の耳元で告げる。
「一般的な女性のバストサイズが70cm。90cm以上で巨乳って扱いをされるわ。つまり私のおっぱいはね……世間で巨乳と言われているバストよりも30cmも大きいのよ♡」
「ふぅ……ふぅ……」
ただ数値を聞いただけなのに、不思議と息が荒くなる。
120cmの、Qカップ?
大きいとは思っていたけれど、そんなに平均数値を陵駕したサイズだったのか!
亡くなった母さんの胸も大きいほうだったけれど……師匠と比べてしまったら、とても小さいように思えてくる!
「いまの時点で平均値を遙かに越えた超特大のおっぱい♡ こうしてあなたのお顔を全部包めちゃう超爆乳♡ それをあなたの魔法薬でもっと成長させちゃうの♡ ほら、がんばれがんばれ♡」
「ハァ……ハァ……」
片方だけで頭よりも大きいおっぱいは、容易く僕の顔を包み込む。
おっぱいで前が見えなくなってしまったが、それでも杖を動かす手は止めない。
むしろ視覚に頼らなくなったことで感覚が冴えてきた。
これなら、よりイメージを強めることができそうだった。
師匠のおっぱいを顔でたっぷりと感じながら、魔法液を掻き回す。
クチュクチュと。ちゃぷちゃぷと。
……なぜだろう。魔法液の水音がやたらと色っぽく感じる。
「さあ、もっと頭の中をおっぱいでいっぱいにして♡ Qカップのおっぱいを成長させるの♡ Qカップの次は……Rカップ♡ その次は……Sカップ♡ Tカップ♡ ほら♡ ほら~♡ どんどん大きくなる♡ ただでさえ爆乳のおっぱいが♡ 超爆乳になっちゃう~♡」
ぐにぐにと胸で僕の顔をサンドイッチしながら、師匠が艶やかに囁く。
……師匠のサポートのおかげで見えてきた。
さらに爆乳に育った師匠の姿を!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます