第5話

「あなたの不幸体質は、周りの不幸を集めてしまうみたいね。今までよく自力で生き残ってきたわね。関心だわ」


どんな理屈かはわからないが俺の不幸体質は昔からだったから常に必死で生き残ってきたんだ。不幸根性舐めんじゃねーぞ。しかし、周りの不幸を、集めるってことは、俺は誰かの役に立てたってことだよな。それなら悪い気はしない。


「あなたのお陰で実際助かった人は複数いるはずよ。だから少なくてもあなたは今より幸せになっていいのよ。そこで、私と一緒になりなさい、私は、あなたと一緒に、いることで幸せになって幸運をつくり、あなたはその幸運をもらうことで二人共WinWinな関係よ。」


「なんで俺の為にそんな事するんだ?あんたの見た目ははっきり言ってどう見ても美少女とかのレベルで家にも力はある。そんなやつがそこらのただ人より不幸なやつと一緒になってなにがしたいんだ」


「したいことね。う〜ん特にないわね、あなたを使ってやることとか特に思いつかないし、それでもあなたを救いたいと思ったのは単純よ。倉庫で私は命を助けてもらってあなたに惚れてしまった。好きになった人を助けたいと思うのは普通でしょ?そして私にはその力がある。だから助ける以上よ」


何なんだよこの女、一度助けたくらいで、今までだって似たような人はいた。けどこの力のせいで不幸な目になりかけて周りから消えたんだ。俺はひとりじゃないといけないのに、どうしてだよ、こんなに、ひどい目にあったのにこいつを信じたいと考えるなんて


「まずは、お試しでいいから一緒にいなさい、あなたに不幸の味を、忘れさせてもう二度と手放したくない幸福の味をたっぷり味わせてあげるから」


ただいまカクヨムコンにラブコメと異世界ファンタジーで参加しています。初めての参加ですが、次へのモチベーションなどを上げるために少しでも順位を上げたいのでフォローや面白いと思えたら星やレビューを少しでもいただけたら歓喜のダンスを踊って次の話も頑張れます。皆様の応援お願いします






https://kakuyomu.jp/works/16817330663200483402






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