第6話 鷹飛

渡辺と烏丸が星峰学園に引き抜かれたことを

告げられた祥白学園 99組


「どーすんだよ!、あいつら引き抜かれたぞ!」

春樹が怒りとも、焦りとも取れる声を上げる

「二人とも敵になるのか!?、どうすりゃあいいんだ?乗り込むか?

「ハル、落ち着けよ、今行くのは得策じゃねえよ」

「じゃあどうすりゃいいんだよ!」

「それをみんなで話してんだろうが!」

「今、喧嘩したってしょうがないだろ二人とも暑くなり過ぎだ」

朧が2人を静止させる。


(もう次から次に…!)

「みんな,今度は啓吾が…!

静まり帰った教室に由美子の声がが響くが

その声は仲間の脱退を知らせる声だった。






















千佳と惟臣の加入の知らせを聞いた

啓吾は呆然と立ち尽くしていた。

(…マジか〜)

そこへ誰かがやって来る

「鷹見啓吾ってのはお前か?、もし!

そうだったらお前をウチに貰う!」


「ウチにって俺がアンタに嫁に行くのか?

んで、お前は誰だ?名を名乗れ」

「オレは星峰学園、風岡颯斗!」

んでー能力はたぶん無い」


「なんだそりゃっ!」

颯斗に向けて水の弾を射出する啓吾

しかしそれは颯斗の前で乾いて消えた

「なんだぁ?水が勝ってに消えたぞ?

(何?「勝手に」消えたって?)


(俺は確かに奴に向けて軽く弾をを撃ったぞ?

どう言うことだ?,撃った瞬間奴の周りに風が発生したのに、あいつはそれを認識してない

風岡は自分の能力を把握してないんだ

自覚が無い分能力規模に制限がないのか…

そしてこいつたぶんアホだ)

「おーい来ないのか?」

「…!」

「へへへっ、来ないんだったら

こっちから行くぜ?」

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