第5話 夢想家

数時間前

祥白学園 チーム「色」の

鼠正宏は「月」の 渡辺茜と交戦していた。

「火輪.火車!!」

鼠の周りに火の輪が漂い、猛スピードで突っ込んで来る。

「うお、危ねぇ!?」

鼠は素早く炎をを回避する。

(さてどうしたもんかねぇ..嵌めてみるか。)

「おい,夢を見たいと思ったことはないか?」

「夢?」

「今から連れてってやるよ「夢へ」

「何を言って..っ!?」

なんと茜は自分で自分を攻撃、攻撃の意思は

鼠へ向けたはずだった」

「今、俺はお前の俺への攻撃をお前へ向けさせる」

「そう、思った。」

「え?」

「理解が追いついてないようだな」

「…」

「ようは俺の思うがまま心次第って事さ」

「こんなことも出来る」

鼠は手から炎出して、茜へ投げつける

間一髪で避ける茜。

「うわっ!!」

「避けたか」

が、茜はめげずに鼠へ向かって拳を突き立てて行く

しかし拳は出現した壁によって防がれる。

ならば足でと蹴り繰り出す茜

「ぐふ!?」

蹴りが当たりダメージを負う鼠

ここで茜は鼠の魔法、夢想家(ドリーマー)

この魔法は術者本人の精神に左右される魔法である事に

(なら能力は使わずに直接言ったほうが早いかも)

「ヒヒヒ、痛いなぁ焦ったが次はそうは…」

「え?、う!?、ぐぼああああ!?」




「ああ..,そういえばお前の双子の姉と烏丸が

星峰へ行ったらしい..」



「それ、本当?」

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