第7話「愛を傍に」

ナイトタイムは

ちょっとしたヒステリック

まぁそれも時が流すって

感傷的なノイローゼをフェードアウト


チルい音楽で

ウォームアップして

ただ過ぎるシンガーソングを

横目に流し編み物をする


あなたを思いながら

なんて、時代錯誤かな

今更セーターが嬉しいなんて

あなたのほつれた服から

そんなプレゼント喜ぶかなんて


ちょっと想像しちゃったけど

間違えてないかな


もうあなたとリンクする度に

幸せをくださいなんて

あなたが欲しいなんて

思っちゃうから


また柄にもなくこうして影でも思ってる

ほんと、あなたはお気楽ね

私の愛について来て欲しい

私の事を分かって欲しい


ま、いいわ

私はあなたが顔を覗かせるたびに

嬉しいの


今はそれだけでもいいわ

いつか気づきなさいよ


ふふ。

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