編集済
もう随分前にテレビで、指が切れて無くなった人のその傷口に粉を塗るとまた指が生えてきた……みたいな話を聞いたのを思い出しました……その粉は豚の臓器から作られた薬だとか……あの話は今どうなっているのだろう……
そうなんですよ……あれはアンビリーバボーだったと思うんですが(ハッキリ覚えてはいません……間違ってるかも)……その後、ネット等で調べても情報がなく……これは何か政府か何かのもみ消しか? とか勝手に想像しちゃいました……(笑)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そんな話があるんですね。
初耳です!
豚の臓器から作られた粉で失った指が再び生えてくるなんて驚きです。
一体、どういう仕組みなのか気になりますね。
なんだか、白いカラスの話を思い出しました。
生き物は皆、何かと自分を特別だと思いたがるものなんですかね。
それなのに、自らが特異性を持とうとするのではなく、置かれた環境そのものに特異性を持たせようとした結果、なんてことのない共通点で人を区別して、味方を作り、他を蔑む。
そして、そこに特異性を感じなくなれば、また別の共通点を見つけては同じことを繰り返す。
……なんて、差別やいじめ、その他の人から人に対する嫌悪や敵対心というのはそんな感情から生まれていくものなのでしょうか?
第一印象は大事なんて言いますけど、結局は自分達が指標としている特徴をもとに人を評価して、それを基準に勝手な人物像を生み出して、別のどこかでその基準点に満たない行動が見られたら勝手に幻滅する。物語におけるKブロックの観測者様には正にそんな感情を抱いた人も多いのではないでしょうか。なんだか蛙化現象みたいですね。
物語の全体像としては、正に現代社会の風刺といった様子で、個性の尊重を謳いながら、互いに変化し続ける人柄に寄り添い合うことを嫌い、数多ある人の特性の一つを掲げて、その対象に向けたコミュニケーションのテンプレートを作ろうとしている昨今の流れが行き着く未来を暗示してる様ですごく読み応えがありました!
この世界でもやがて現代神達が何かと理由をつけてより明確な立場を求めて争いを始めちゃったりなんかして……
なんて、長文を失礼しました!しかし色々と考えさせられて読んでいて楽しかったです!
ありがとうございました!!!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
長文だなんてとんでもありません。
丁寧な感想をありがとうございます。
ここで白いカラスの話が出てくるなんて中々の博識ですね(笑)
柴山涙さんが書いて頂いたように現代社会のコミュニケーションなどを風刺してみました。
他にも色々な方面への風刺も込めた部分も結構あります。
現人神達のその後の話……ちょっと面白そうですね(笑)
機会があれば書いてみようかなと思います(笑)
素敵なコメントをありがとうございました!
こんにちは。はじめまして。
世界観がすごい…本当にすごいです。二重三重にも囲われたディストピアという感じがします。敬意と侮蔑が相手の人柄、ひいては精神性や知性故でなく、社会的地位故に向けられている感じも本当にすごいです。結末の一行がすごく印象的ですが、もしかするともっと以前から「ヒト」はいなかったのではないかと考えさせられました。御作素晴らしいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
私なりの独特なディストピア感を堪能して頂けようで良かったです!
何か考えさせるような作品はエンタメとしてはどうなのかと感じている面もありますが、こういって読んで下さった方にいろいろと考えて頂けると書いた甲斐があったなと感じさせられます。
お読み頂き本当にありがとうございました。
学生初心者小説大賞第1回にご参加いただきありがとうございます。
この作品を読み、評価をさせていただきました。
結果発表をお待ちください。
とても考えさせられる世界感でした。
ジャンル選択も難しいですね。これは。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この作品は、豚の心臓の臓器移植が成功したというニュースを見て衝動的に書いてみたものです(笑)
そこに、差別とかなどを織り込んでみた感じですね。
私自身、この作品のジャンルが何なのかはよく分かっていません(私の他の作品も同じ感じです笑)
強いていうならミステリーやSF・ディストピア系とかだと思います。
惹きつけられるように一気に読んでしまったので、後日再び読ませていただきます。次回は異なる感覚になるかも知れませんが、どこかに生きていくだけで何故支配する側と支配される側が生まれるのでしょうか?永遠に続くのでしょうか?悔しさが残りますね。動物の世界でも弱肉強食があり仕方ないのかも知れませんがやはり悔しいです。平等の世界を望みます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
物語に惹き込まれて頂けけたよくで嬉しいです。
弱肉強食というシステムがある限り、支配される側と支配する側という関係は必ず発生すると思います。
平等な世界を望んだとしても人の数だけ平等の定義があります。
真の平等の世界というのは本当に難しいものだと思いますが、いつかそんな世界が来て欲しいものです。
物語の展開や世界観が凄く、最後はゾクッとしました。
面白かったです!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
お褒めの言葉ありがとうございます。
ゾクッとして頂けて嬉しいです!
イベントにご参加くださり、ありがとうございます!豚と人間と現人神、それぞれの苦悩と誰一人救われない物語。面白かったです。ただ現人神は何故純粋な人間になりたかったのでしょう?名前からして日本書紀の神々としての存在なのか、それとも人として生まれるも、豚の臓器をいれられた者たちなのか。世界の最高位であろうとも、本当に欲しいものは手に入らない。この世の理ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
現人神が純粋な人間になりたかった理由はご推察の通り、人として生まれるも、豚の臓器を拠り所として生きながらえていた人間だからです。
現人神の裏設定としては、自称神を名乗る旧世界の支配者達です。
旧世界ゆえに不完全であり、完全であった観測官達を取り込むことで完全になろうとしていました。
世界の最高位であろうとも、本当に欲しいものは手に入らない。
本当にその通りだと思います。