第16話宗教2
その日、良太は何となくから確信に変わる。
復讐心で神と戦うことを再決心した。
「はい、一人キル」
次に視線を向けたのは隣の佐藤さんの家だ。
そこに、妖力を使い勢いよく飛び込んでいく。
「ん?なんだ?俺は今、忙し―――」
振り向いた瞬間に包丁を突き刺す。
「人殺しが忙しいのか?」
「だめて! ごろさないで」
その言葉を無視するように、包丁を胸に突き刺す。
「あ゛....あ゛...」
そして、そいつの体が地面に横たわる。
「次はどいつだ」
っと次を探していると背後から気配がする。
「誰だ!」
「私です、社畜です」
そこには、スーツ姿の社畜がいた。
「良太君...親の家系は?」
突然そんなことを言われる。
「えっと、お父さんが榎本で...お母さんが...
「ほう、尊寿さんはかなりの優良物件を引き当てたんですね」
「突然なんですか」
その言葉を無視したかと思えば、良太の体をまじまじと見る。
「何があったか知りませんが、私たち霊は人間の法律なんて知ったこと何ですからね」
「そうですか...」
話を終えた良太達は、自分の家に歩き出す。
周りは、叫び声や血が飛び交っていた。
これを、血の海というのだろうか。
「ただいま」
「おお、良太か」
尊寿が玄関から顔を出す。
しかし、玄関には変わらす父の死体が横たわっている。
そして、家の中に入る。
「尊寿さん、少しお話が...」
「なんだ?」
そして、二人だけで話を進められていた。
暇だった良太はまた、テレビをつける。
そこには、東京でたくさんの死者が出ているというニュースだった。
悔しい、ここまでされてしまったのかと思えざるえなかった。
最初は軽い気持ちで戦っていたのかと馬鹿になるくらいだ。
「尊寿さん、良太君は神無家の人間でした」
「な!? ま、さすがわしが見込んだだけある」
「はあ。それで、神の力が出てきました」
「ほほーん、最近読んだなろう系の覚醒ってやつか!」
「...それで、良太君にこのことを説明しますかってことを言いたかったんですが」
「ああ、多分大丈夫じゃ」
「そうですか」
そうして、社畜はテレビを見ている良太の方へ歩き出す。
「話、終わったんですか?」
「大体はね。あ、あと地界から兵が今急いで送られている。そこのところも少し安心してくれ」
「あ、ありがとうございます」
とても無気力な礼だった。
「話は変わるが、良太君のことについてだ」
「俺、何かありました?」
「ああ、大ありだよ。だって君は神の家系なんだからね」
「神の家系?」
「ああ、そうだ。それは、数百年前の出来事、
「ってことは、俺は神の子孫だったのか...」
「そういうことになる。そして、その神は前行った牢屋にいる。この数百年ずっとだ」
あの時、つい見てしまった神はこの神なんだろう。
「それでどうするんだ?」
「伊邪那美を助ける。そうすると、妖怪から人気だった伊邪那美はきっと、妖怪をきっとこちら側につけられます」
「なら行く価値があるな」
「はい」
伊邪那美を助けることが後に助けになるということらしい。
行き方は依然と同じで、社畜の術で天界に入ることになった。
2回目だ。
今回違うのは、尊寿がいることだった。
前と同じ道を歩き例の場所へ向かう。
「着きました。では、戦闘準備を」
合図の言葉を聞き武器を装備する。
武器は社畜からもらった刀だ。
「おい、お前! 武器を下ろ――」
「あんま叫ばれると迷惑なんですよ」
社畜が妖気弾で胸を撃ち抜く。
「ここからは油断せずに行きましょう」
「「はい」」
刑務所の門をくぐると、警備員が数名いた。
「敵だあああ!」
警備員が叫ぶと警報が鳴り、増援が来る。
「くっそ。尊寿は俺の後ろに!」
「わかった!」
「おらああああああああ! 死ねええええ」
警備員の攻撃だ。
「
目の前に盾が出てくる。
それで、警備員の攻撃を防ぐ。
「
そうすると、刀に炎がまとわれ良太はそれを警備員に振る。
「ぐああああああ! 熱いよおおおおお」
そして、警備員は倒れた。
その後、良太達は次々に警備員を倒していき、刑務所内に侵入する。
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