事件自体は単純でも信用が重要視されるとやはり厳しいですね。
それでも激しい言動に隠した弱さまで明らかにしてナタリーが前向きになれる結末で良かったです。

ナタリーさんを取り巻く状況、惚れ薬に振り回された人たち。
いろんなことが明かされて、特にグイドさんなんかは納得いかないでしょうけど、それも自身が招いたこと。絡まったものがほぐれてゆく様子が、とても面白かったです。
何より、ナタリーさんが明るくなって本当に良かったです。
まりあもこの事件から何か大事なものを見つけられたような気がしますね。

おお、非常に腑に落ちるお話でした！！
そういう問題を抱えていたからこそ厭世的になって人を近づけない様に過ごしていたという、これはつらい＞＜　そして惚れ薬問題、カトリーヌもリッキーに使おうとしていたという、一番最初に使用したグイドが一番悪いんですが、これむしろナタリーに感謝した方が良いくらい惚れ薬利用してんなという感じでひどい＞＜
とはいえ無事に解決して良かったという、良いお話ですわ！

良かった……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀) ナタリーさんの気持ちがすごく伝わってきて、泣けました。
＞生きるということは、出口の見えない樹海をさまようことに似ている。
この辺りの文章がすごく好きです。
この裁判をきっかけに、彼女の樹海に光がさしたように思えました。