あとがきという名のネタばらし兼キャラ紹介

本編で何が起こっていたのかをわかりやすくするためにキャラ詳細をまとめました。


物語の展開上どうしても本編に組み込めず省いた説明などもありますのでぜひ最後まで見ていってくださると嬉しいです!


こちらを読んだ後に本編を読むと『なるほど』と思う所もあるかと思います。


(ぶっちゃけますと、私の力不足です。本編で全部きちんとやろうと思ったら1万文字軽く超えそうだったのであとがきにて失礼します…)


〈キャラ紹介〉


能城のしろ すみれ

5月18日生まれ

産まれてすぐの検査で判明した力に対する体の許容量の膨大さ。それだけで、能力の強さを重要視する名門能城家の次期当主内定していた少女。

だが、自身の固有能力が人と自分の中身を入れ替える事しかできない所謂『外れ』能力である事を物心ついた頃には悟っていた。

だから、ずっと小学校入学直後の検査が怖かった。

演技が得意。

星が好き。


今は親友の雫の体で自由に生きている。


〔能力〕

他人と自分の心と魂を"記憶や能力ごと"入れ替える力を持つ。

入れ替えられた者同士は入れ替えられる前の元の体持ち主の記憶を入れ替わり後も共有する事ができる。

※他人同士は入れ替えられない。できるのは自分と誰かのみ。



雪乃ゆきの しずく

3月2日生まれ

能城家本邸の近所に住んでいた一般家庭の女の子。

小学校入学直後にある能力検査で一般家庭の子どもらしからぬ自身の強力過ぎる力がばれる事で、偉い人達に目をつけられ、結果、大好きな親友の菫との関係が壊れる事を何よりも恐れていた。

演技が苦手。

星は特別好きでも嫌いでもない。


今は親友の菫の体で自由に生きている。


〔能力〕

力を込めて口に出した事が現実になる。

※力を全開にして発すれば大抵の事は必ずその通りになる。


"雫"が"菫"にすみれのネックレスを送ったのは『もうあなたが菫ね』と伝える意味があった。


"菫"が"雫"にプロテアのブーケを送ったのは『いいえ、貴女は人の上に立つのにふさわしい、このピンク色のプロテアの花言葉の様に王者の風格がある素敵な人だったよ』と伝える意味があった。




開花時期 3月~5月

謙虚 誠実 小さな幸せ

白い菫

乙女の死


スノードロップ

開花時期 2月~3月

希望 なぐさめ 切ない恋愛

あなたの死を望む


プロテア

自由自在 甘い恋

ピンク色のプロテア

王者の風格

ドライフラワーにするとおしゃれで、ウェディングブーケにするほど人気の花

門出を迎える方や結婚される方へのプレゼントにもおすすめ



Q,雫の引っ越し理由は…?

A,雫の能力は…?  つまりはそう言う事です。

菫と雫の入れ替わりが万一バレても能城家が菫をどうにもできなくするために…雫が菫をどうやってもどうにもできない遠くへ逃がすために力を使って無理やり引っ越しさせました。

引越し先の星は地球から行く分には、一方通行のホワイトホールがあるので比較的短時間(10年)ですみますが、戻ってくるためには今の最新技術を全て駆使しても遠すぎて人の一生の内に地球に戻ってくる事は出来ないほど遠い所にあります。

※この話ではブラックホールがワープホールの入口で、ホワイトホールが出口という設定です。

※地球へ送る物の輸送はワープホールではなく大型転送装置を使っている


Q,2人の入れ替わりはこの先バレますか?

A,バレません。

なぜなら、"菫"が自身の力を全開にして『私達の方からばらさない限り、この入れ替わりは絶対に誰にもバレない』と口にしたから。

"菫"となった雫の能力は今回のこの入れ替わりを画策するくらいには一般家庭からは産まれちゃまずいものです。

※戸塚には"菫"が自分からバラしたのでバレましたが、戸塚は主人公達の味方なので問題ありません。

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【短編】宇宙の果てよりプロテアのブーケをあなたに 秋桜 @kosumosu_

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