全校体育実戦訓練
蓮)うーし、4限まで終わった。あとはなんの授業あったっけ?綺に聞いてこよ。
そして俺は教室を出て、綺のいる2年へと向かった。道中で塚本と会ったが素知らぬフリをしてそそくさと通り過ぎた。
蓮)綺〜、ちょっといい?
綺)何?どうしたのお兄ちゃん?
蓮)午後の授業聞きたくて、来たんだけど。今大丈夫?
綺)全然大丈夫だよ。てか今日の午後は体育で、実戦授業じゃん。じゃあペアになろ。
そう、綺は上機嫌に言った。もちろん俺に断る理由もないし、綺と組めば勝てるのは確実だからな。
蓮)じゃあ、そうするわ。どうせ俺と組みたい奴なんていないし、校内ランク1位の綺となら戦績TOP狙えるしな、んじゃまた後でよろしく。じゃあ弁当食ってくる。
綺)じゃ、また後で。
そんな軽いのりで受け覆った事を後悔するのには時間を要さなかった。
先生)両者位置について。実践訓練開始!!
先生の掛け声とほぼ同時に放たれた攻撃の数々とともに聞こえる轟音。
俺は避けることしかできなかった。
相手生徒A)相手に校内順位一位の契離 綺がいるよな。能力ない雑魚の契離 蓮ってやつから狙って不安にさせてやろうぜw
相手生徒B)良いじゃんw乗ったw
俺は能力ない代わりに陽同程度にはなる。だが、綺がいるから油断はできないはずなのに"笑っている?"
蓮)嫌な予感がする。綺、気をつk
気をつけろ!そう俺が唱えようとした刹那、とてつもない轟音と同時に俺は吹き飛ばされていた。
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