初めまして、那智風太郎と申します。
コメント失礼いたします。
ここまでとても興味深く読ませていただきました。
さながら映画『エクソシスト』の情景を観ているようで、心の奥底に疼きに似た恐怖を覚えます。
人間の心の闇に潜む者。
それは果たしてサタンなのか。
あるいはその人が知らず創出してしまったモンスターなのか。
深く考えさせられる作品でした。
続きはまた少しずつ読ませていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
楽しんでいただけたようでとても嬉しいです。
本作は様々なジャンルのホラーを扱っていますが、やはり精神病棟が舞台ということもあり、人の心に纏わる話が多くなっています。その奥深さや不可解さを楽しんでいただければ幸いです。
後々エクソシストさながらに悪魔祓いをするエピソードも登場する予定なので、もしお時間があえばまたぜひお越しくださいませ。
ありがとうございました!
ああ、やっぱりヤっちゃいましたね……
嵐の前の静けさから、もうこういう展開しかないだろうとは予想がついておりました。
すべては“金銭的な問題”として片付けられてしまうのか……
おそらく、イサベルはもう二度と社会には出られないでしょう。
トマゾはいち修道士としての立場から、イサベルの内側にあった問題が神学的なことで片付けられないか?、と論理で、理性を保とうとしているのが伺えます。
それが彼の弱さであり、信仰で片付けられないことが、世の中にはたくさんあるのですが……
読者であるわたしもクリスチャンですが、こういうときに魂の平安を願って、祈るのでしょうね。