第8評 パラレル・フロンティア~帽子の男~

作品名:パラレル・フロンティア

https://kakuyomu.jp/works/16817139557218414926

作者:帽子の男

https://kakuyomu.jp/users/BIIGBOUSHI




●1話(繋がり)

物語は終盤らしき舞台から始まりました。一通り読んだ感じ終末世界の雰囲気が漂っていました。炎の能力を使う謎の男とゼノと呼ばれる青年。二人には一体どんな因縁があるのだろうか。また、青年の過去はどのようなものなのか、非常に楽しみです。まるでBORUTOの冒頭みたいな緊迫感が面白かったです。




●2話(ハズレ)

1話ほどの緊迫感はなく、主人公が死んだところから冒頭は始まりました。おそらく神様であろう人のことを死亡宣告男と評していたのが面白かったです。主人公は死んでしまいましたが、異世界転生して俺TUEEEEできそうな展開に喜んでる感じがはっちゃけてて良かったと思います。でも、どうやらそうはならなそうで…。異世界統制官という役職を与えられた主人公ですが、これから様々な試練が待ち受けてそうと思ったのも束の間、最後の展開は絶望的すぎて笑いました。




●3話(不幸中の幸い)

冒頭の「こちら保安部、不審な異動反応先で不審者を発見」で、不審という言葉が2回出てきて違和感を覚えました。主人公が弁明しようとしたら「黙れ」の一言で一刀両断されてる様が面白かったです。一話で出ていたゼノという名前が主人公であるのが確定しましたね。それにしても異世界統制官の試験を受けるのをあれ程嫌がっていたゼノがアルという美少女と毎日一緒に過ごせるかもしれないという不純な動機で急にやる気を出すのが面白かったです。ここからどうやって1話まで繋がっているのか、非常に楽しみです。




●総評

全体を通して物語の内容は非常に興味深く、文章も長すぎず短すぎずでテンポよく進んでいて、見ごたえのある話だと感じました。1話のシーンがとてもカッコよかったので、2話、3話の主人公の性格には驚かされました。ここからどうやって、主人公は立派な異世界統制官へと変貌を遂げていくのか、非常に楽しみです。おかしい所はほとんどありませんでした。今回は企画参加、ありがとうございました。



◆◇以後作者さんインタビューです。◇◆




1.簡単にあなたの事を教えてください。


――帽子と小説をこよなく愛する男です。




2.カクヨムを利用し始めたきっかけは?


――某すっごーい!アニメの二次創作を書く為に。




3.小説を書くことにおいて、どういった部分に魅力を感じるか?


――自分のストーリーを不特定多数の人に読んでもらえること!!




4.あなたがこれまで読んできた小説の中で、最も影響を受けた作品を教えてください。


――色々ありますがエヴァンゲリオンは大きかったと思います。




5.小説を書く上で最も大切だと感じることは?


――緻密に練り上げた伏線と設定!





6.あなたの作品に登場するキャラのこだわりを教えてください。


――全てのキャラクターの名前に役割と意味があります!




7.あなたの作品の中で、読者に一番読んで欲しいシーンはどこですか?


――何気ない行動や描写に重要な伏線があるかも……!?




8.将来的にカクコンなどで賞を取ることを目指していますか?また、あなたは小説家を志望してますか?


――電撃大賞に応募しております!なれるなら是非!!




9.もし、あなたの小説がアニメ化、映画化されるとしたら、主題歌は誰に歌って貰いたいですか?差し支えなければ、主人公やその他キャラの声優さんを誰にしたいかもお聞きしたいです。


――うーーん。1人には決められませんが、YOASOBIさんの歌詞の中に含まれた本編の伏線が好きなのでYOASOBIさん!

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