05 白布の大男④ (12月17日 更新)

「随分と山奥にあるんだな…」

吉野の話から、もう少し近いところにあると思っていた。

「あの時は……廃墟まで車で向かったんです…だから、近くに感じていて…」

「でも、見えましたよ」

折木が顎をむけて森の先を示すと、木々の隙間から灰色のコンクリートを無造作に並べたような建物が見えてくる。壁にうっすらと、緑や茶がかかって見えるのは、荒廃した姿を証明するかのようだった。目に見える窓はほぼ全てが割られており、砕けた窓ガラスの破片が地面に散らばって日の光を受けてキラキラ光る―――ほぼ吉野が説明していた通りである。

地面から這い出た植物が、覆いかぶさるようにして廃墟を調和し、やがて自然と人工物が同化するようにも見える。

「随分と古い感じがしますね」

折木は額に手を当て日光を手で遮りながら、細部を掴むように注視している。昼ごろという時間帯もあってか、吉野の抱えていた恐怖も、幾分か和らいでいた。

「吉野さんは俺から離れないでくれ」

佩李はその外観に圧倒される様子もなく、躊躇なく前に進んでいく。ガラスや剥き出しのパイプを器用に避けガラス張りのドアをくぐり抜けていく佩李を見ながら、吉野は遅れを取らないように駆け出した。

廃墟内はひんやりとした冷気が漂っていた。

「涼しいですね」

後方から続く折木も、佩李と同じことを思っているようだった。

「不思議なことに…日があまり入らないようで…」

確かに、室内は薄暗くはないが、明るいわけでもない。窓が多い割に陰鬱とした空気が漂うのは、覆い尽くす草木が原因かもしれなかった。三人が歩くたびに、床に散らばった木の葉が音を立てた。

「吉野さん…前に来たときと何か変わったところはあるか?」

「い、今のところ…わかりません。特に…無いような」

実際、元郷土資料館の時に使われていたであろう熊や鹿の剥製などの展示物は、あの時から場所を変えていない。通路の中央に配置され、来た人間を驚かせようとイタズラで誰かが並べたかのように、皆が顔をこちらに向けている。見方によっては、こちらを歓迎しているかのようにも見えなくもない。

「折木…配置と描かれている模様がわかるように、写真を撮っておいてくれ」

「了解しました」

折木はポケットからスマホを取り出すと、辺りの写真をパシャパシャと撮り始めた。

「吉野さんは俺と同行してくれ」

念を押すかのように、こちらを振り返り佩李は吉野の顔を見る。佩李から「逃げるな」と言われているような気がしてならなかったが、吉野はコクンと頷いた。

「二階に進むぞ」

佩李に促されるようにして、通路の奥に見える階段を目指して歩み始める。

途中、いくつかの扉のない開かれたブースを横目に通り過ぎる。改めてこの場所を見ると、郷土資料館だったのは本当のようで『この町の歴史』と書かれた掲示物もいくつか見える。

「…白布の大男は、この二階で会いました」

木製の古い階段に吉野は足をかけると、乾いた木の音がギシッと鳴って辺りに響き渡った。吉野は階段が抜けないかと心配しながら、一歩ずつ足元を確認しながら進んでいく。そのため、前方を歩いていた佩李が立ち止まっていることに気がつかなかった。

「…おっ、と」

思わずぶつかりそうになる。

「どうしました……?」

吉野は階段の踊り場に立つ佩李に、恐る恐るそう聞いた。佩李はそこで吉野の方を向き直り、しばらくの間、何も言わなかった。鋭い視線だけを吉野に向け、唇を少し震わせている。

吉野の脳裏には、あの日の映像がフラッシュバックしている。


―――きっと、言いたくない『何か』を言おうとしている。


吉野は、直感的にそう感じとた。

「…あ、あの、佩李さ」

「吉野さん」

佩李は被せるようにして、吉野の言葉を遮り自身のサングラスに手をかけた。親指と人差し指で目尻に触れるように、サングラスを押し上げる。

「俺の目を見ていてくれ」

「佩李さ…ん」

「いいから」

佩李はそれ以上、何も言わなかった。そして吉野にも口を開かせようとしなかった。

「ゆっくり…そのまま後ろへ下がれ。何も話すな


……………何も見るな」

ひりつくような緊張が肌を震わせている。吉野は言われた通りに、サングラス越しの彼の目を見る。うっすらと見える彼の眼差しは、吉野に対する哀れみを含んでいるように感じられる。

「……わ、わかりました」

佩李と目を合わせたまま、そのまま後ろ足で階段を降りる。


その時だった。


ピンク色の一枚の花びらが、どこからともなく舞い上がり、向かい合う吉野と佩李の横をすり抜けて消えていく。吉野は思わずそれを目で追い、そして、思わず佩李の背後に目をやった。


やって、しまった。


「………あああああああああああああああああああああああああああ、ああ、あああああああああああああああああああああああああっっあああああぁぁぁぁぁぁあああああああ」


気づけば、肺の中の息を全て吐き出し、叫んでいた。息が苦しくなると、短い呼吸で酸素を吸い上げ、また叫ぶ。


―――嘘だぁ……!


佩李は「チッ」と、乾いた舌打ちをすると吉野の肩を掴み、後ろへと押し戻す。

「折木ぃ‼︎来い‼︎」

折木を呼ぼうと顔を逸らした佩李の一瞬の隙を突き、吉野は佩李の手を払い退け階段を駆け上がる。そして二階に佇む、二つの人間らしき『何か』に近づいていく。


「あ、ああああああ、あああ…ああああああああああ…ああ…」


それは、変わり果てた二人の友人の死体だった。

ピンク色の花びらが床一面に広がり、その中央に胡座あぐらをかいて座り込んでいる。力が抜けアーチを描く背骨と膝の間には、黄土色に変色した二人の頭部がそれぞれ収まっている。そして、何よりも異常だったのは、俯くように横に向けた二人の首の断面から、床一面を覆っているものと同じ花びらが、流れ出る血液のように大量に湧き出ていたことだ。


「な、なんだよこれぇぇぇぇ……」

吉野が二人の死体に触れようと手を伸ばした時、

「……吉野先生、すみません」

背後から折木の声がした。振り返るよりも先に小さな衝撃が背中に走り、吉野の視界が暗くなっていく。床に倒れ、途切れる意識の中、二人の友人たちの顔と目が合った。今までのどの記憶よりも、歪な笑顔でこちらを見ていた。


目覚めて、一番先に視界に入ったのは森の入り口であった。視界がはっきりするにつれて、それは車内から見える風景だとわかり、自分がリクライニングされた助手席に座っていることもわかる。

「お目覚めですか、吉野様」

黒司の声が右側から聞こえ首をひねりそちらを向く。心配そうにこちらの様子を窺う、黒司の顔が見える。

「……黒司…さん」

体を起こそうとするが、力が入らない。両手で体を支えようと、力んではみるものの数秒とそれはもたなかった。

「あまり無理せず」

黒司はそう言って僅かに微笑む。

「…あの、佩李さんは?」

「まだ廃墟で調査中です」

運転席の後ろには、折木が足を組み、膝で頬杖をつくようにして顎を乗せながら窓の外を眺めていた。顔に笑顔がない。

「厄介なことになりました」

折木は顔を窓の外に向けながらそう言った。

「………じゃあ……やっぱり、二人は……」

「はい」

吉野の言葉に、折木は躊躇いなく端的に返した。

「二人は呪死体………呪われた死体となって見つかりました」




———三十分前。

「……すまない、折木」

「いえいえ、むしろ遅くなりました」

折木は吉野を抱き抱えると、壁側に降ろし座らせる。

「僕は吉野先生を連れて車に戻りますね…」

「ああ、頼む……その前にこれを見てくれるか」

佩李の方へと折木は向かう。

「コンタクトはしているか?」

「ええ。佩李さんと違って、僕はサングラス似合わないので…」

視認タイプの呪いに遭遇することを考慮し、佩李は専用のサングラスを身につけている。折木はコンタクトレンズのタイプのものだ。

「……最悪の結果ですね」

「ああ」

二人は両手を合わせ、目を閉じる。十秒ほどの黙祷を捧げ佩李は静かに言った。

「……お前たちは俺が供養する」

まるで仇を討つと言わんばかりの言葉の強さに、佩李の弟である篇李の影を、折木は感じていた。


ピンク色に染まる小さな花びらを手に取りながら、佩李はつぶやいた。

百日紅さるすべり………折木」

「はい。間違いなく華呪の一つです」

その言葉に佩李の背中には冷たいものが流れていった。しかし、わずかに高揚もあった。


———ようやく見つけた…


「呪死体は触れても大丈夫なようです……篇李くんと同じで、接触による呪いの感染はありません」

佩李は呪死体に近づく。真っ先に気になったのは、首の断面から流れ落ちる花びらであった。

「この百日紅の花びらはおそらく血液ですね…花びらが流れ落ちる量は血液量に比例しそうです」

「なら、やがて止まるな」

「…と、思いますが、液体と個体では体積量が違いますからね。質量は同じでもどうなるかは分かりません」

だがお互い気になることはそこではなかった。二人の視線が、交錯し、やがてぶつかると、お互いの疑問を口にする。

「だとしたら、現状としての問題は『死んだか』だな……」

「…ええ。それによって、大男がどのあたりに潜伏しているのかが変わってきそうです」

佩李の思考をめぐるのは、この呪死体をどのように捉えるかだった。


———『呪い』は、なんでもありではない…


佩李は、呪死体に視線を戻しながらも折木の思考を探るように会話を続けた。

「…確認したい、折木。お前はこの二人を殺した人物が大男だと思うか?」

「微妙ですね…下の階の剥製や描かれた模様を見る限り、間違いなく『呪い』か『黒魔術』…あるいはその両方に精通した者が関わっていることはわかります。それがくだんの大男なのかはわかりませんが、意志を持ったが動いている…」

「そうだとしても大男が当事者かはわからない……か」

「そうですね……そうなります」

佩李はそこで口に指を当て、考える仕草をする。折木がこれまで何度も見てきた佩李の癖だった。佩李は何かを考える時このポーズをする。佩李の思慮深さと大胆な思考には目を見張るものがある。折木は佩李という人間を高く評価しており、それは敬意に近い信頼でもあった。

「折木……悪いが、吉野さんを連れて、車で待っていてくれ…俺はもう少しここを調べてから戻る……それと黒司に話をつけて、片付け屋にも連絡を入れておいてくれ…」

「わかりました」

折木は軽々と吉野を抱え肩にのせると、そのまま階段に向かう。

その時、

「あっ」

小さな声を出す。

「どうかしたか?」

佩李は口元に手を当てたまま、折木に視線を向ける。折木は吉野を右肩に抱えたまま、かがみこむと花びらをかき分け床から何かを拾った。

「吉野先生が無くしたと言っていた財布がありました」

折木は財布を開くと、こちらにカードを振って見せる。黒のプラスチックカードにはホテル名と『五◯八号室』の番号が見えた。

「そうか…」

折木はポケットにしまうと、その場を後にした。






佩李は一人になると、改めて呪死体を観察する。


———……やはり、おかしい………何かが引っかかる


先ほどの折木との会話から、その違和感は強くなっていた。呪死体からは、相変わらず花びらが流れ落ちている。佩李は彼らの首元を眺めると、二人のうなじには花を模ったマークがある。見ようによっては何かの家紋にも見えなくもない。


———ここは篇李と一緒か……


呪死体に残されたマーキング。呪いが人間を手にかける時に表れる呪いの予兆であり、佩李たちはこれを『呪穢(じゅえ)』と呼んでいた。

「百日紅の呪穢……間違いなく華呪の呪いだ…」

だとすれば呪穢も出現している以上、呪いであることは間違い無いだろう。だが、だとすれば尚のことわからない。


「黒魔術は…何に関係している…」


呪いと黒魔術では根本的な目的が違う。呪いは、人を祟り、災いをもたらし、殺すことにある。しかし、現代に残る黒魔術は降霊の儀を基本としている。その結果、何らかの力が働いて死人が出たとしても、それは副次的な被害であり、目的はあくまで降霊なのだ。


―――だとしたら、呼び起こした……


佩李はポケットから、スマホを取り出す。連絡先を一覧にして表示し、目的の相手に電話をかける。相手は三コール目で応答した。

『……詩梛だ』

それは嫌悪感の全てを詰め込んだような声だった。

「相変わらず暗いな。詩梛」

佩李はスピーカーから流れるその声に思わず苦笑いをこぼす。

『何だ…佩李か。用がないなら切るぞ』

「仕事の話だ」

『なら妹に言え。俺を使うな』

詩梛は千梛と二十歳も離れた兄にあたる。血縁関係はないものの、妹である千梛を娘のように可愛がり、父親に代わって舞台屋としての一から育てあげたのも詩梛である。

『謳拾師はまだやっているのか…』

「ああ現役だ」

『そうか。なら死に場所は早めに選んどけ』

詩梛は乾いた声に皮肉をこめながら、そう言った。

「詩梛……黒魔術について、どれくらい知ってる?」

『黒魔術?』

詩梛は不思議そうに聞き返したが、すぐに「何も知らない」と付け加えた。

『俺の範囲外だ。舞台屋に期待するな…』

「これまでに魔術系の舞台を組んだことがあるだろ?」

『…ああ、まぁな。だが、知っているわけじゃねぇ。組んだだけだ』

「……何が違う」

『全然違う』

詩梛は電話の向こうでため息をつく。細い髪の毛が擦れる音がスマホを通して佩李の耳に入る。どうやら頭を掻き、あからさまに嫌そうな雰囲気を出しているようだ。

『魔術っていうのは呪いと違って正確性が命なんだよ。だから、口伝で伝わるものなんてひとつもない……つまり黒魔術だろうと何だろうと魔術を語るのであれば何らかの記録が残っている』

「記録?……書物か」

詩梛はそこでまた、ため息をつく。

『ああ、おそらくな。俺たち舞台屋は魔術を理解していなくても記録があれば舞台を組める……お前だってパソコンの構造を理解していなくても説明書があれば操作ぐらいはできるだろう……それと同じことだ』

「………なるほど」

佩李は詩梛の説明に頷く。

『対して呪いなんぞ相手が呪われればどんな形だろうと構わんのだ。楽だな』

物騒な言葉を残しながら、詩梛は電話を切ろうと語尾を弱める。もう話すことはない、とでも言いたげだ。

『もういいか。これ以上は、何も言えんぞ…』

「詩梛……華呪が見つかった」

脈絡なく唐突に、佩李はそう言った。その言葉の意味がわかる相手だという確信があった。詩梛が僅かに息を呑む。

『……種類は』

「百日紅。まだ、呪われて間もない呪死体も見つかっている」

『そうか……』

詩梛はそれ以上何も言わなかった。佩李も口を開いてはまた閉じる。ここで何を言うべきか佩李はわからなかった。それを感じてか、詩梛は口調を和らげる。

『まぁ…黒魔術が知りたいのであれば、記録を持って来い。理解は出来ねぇが、舞台は組んでやる…………だが、佩李』

『なぜ、俺に黒魔術を聞いた?華呪と黒魔術に何の関係がある……』

佩李はそこで、これまでのことを詩梛に伝えた。詩梛は途中、相槌を打ちながらも聞き返すことはなく最後まで聞いていた。

僅かな沈黙があった後、

『……佩李、もう一度、呪死体を調べてくれ…』

詩梛は簡潔にそう言った。

詩梛の神妙な声に不信感を抱きながらも、佩李はスマホを耳に掲げたまま呪死体に近づく。

『首の断面を見てくれるか』

「見ている……ここに何か、」

『断面は綺麗か?』

詩梛はそう聞いた。佩李は首の断面に近づき注視する。確かに、言われれば切断面はギロチンでも使ったかのように一直線に切り落とされている。人間の力では、ここまで綺麗に切ることは不可能だろう。

「ああ、確かに人間の技ではないな…おそらく呪いによって…」

『そいつは呪いじゃねぇ』

詩梛の声からは、先ほどまでの気怠さが抜けていた。声は静かであるものの、僅かな緊張を含んでいるのがわかる。

『お前も、その呪死体に違和感があっただろ…だから、俺に電話をしてきた』

「………ああ」

『篇李と比べて、ある違いが気になったからだ…』

折木には言えなかった篇李の呪死体と、彼らの呪死体の違い。


「……なぜ同じ百日紅の呪いを宿しながら、篇李の首は切られなかった?」


『首を切ったのは華呪の呪いでは無いからだ』


詩梛の声は震えている。自身の恐怖を抑えようとするかのように、細く長い息をついては何度もそれを呑み込んでいる。

『俺はそいつを知っている……昔、どっかの降霊術の記録で読んだことがある。首を切るためだけに生まれた怪物………西洋の名は知らねぇが……和名は確か』


【首切り蟲(クビキリムシ)】


『………そう言ったはずだ』





詩梛と通話をしている間に二件の着信が入っていた。両方とも壱景からである。現在の時刻は午後二時三十五分。本来であれば高校で午後の授業を受けている時間だろう。嫌な予感が佩李の頭をよぎり、折り返しの電話をかけるも、壱景は出なかった。もう一度かけ直そうと電話を確認した時、画面には壱景からの着信を伝えるアイコンが浮かび上がる。


『壱景です。ごめんなさい、出られなくて…』

いつもの調子の壱景の声に安堵しつつ、佩李は聞き返す。

「……急用か?」

『はい…ちょっと気になる話がありまして…』

壱景の後ろからは賑やかな生徒たちの声が聞こえてくる。どうやら、授業中ではないらしい。

「授業は大丈夫か」

『今は学校祭の準備期間で…みんなわちゃわちゃしてますー』

「…なるほど」

そういえば、静印附属女子高等学校は文化祭準備の時期だと言っていた。どうやら、壱景は教師の目が届かないタイミングを見計らって電話をかけているようだ。

『私たちの学校で今、変な噂が流れていて…』

「噂?」

そこで壱景の声が途絶えガサガサと音がする。

『……はい。なんか私の高校の生徒から目撃情報が出ていて…』

くぐもらせた声で囁くように壱景は言った。

『……なんでも…駅前の塾に通う生徒が白い布を被った大男を見たって言うんです…』

「なっ……」

思わずスマホを落としそうになる。

「どこの塾だ?」

『確か……マルセキ塾っていう名前で…………』

そこで壱景は一呼吸置いて、最後の言葉を言い切った。


『吉野さんが働いている塾です』

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