閉じる
表示設定
目次
第6話「愉快遥々」
絶望したから
なんだ
君は生きる中に
罪を取り込むほど
憎悪に燃えたのか
さぞ辛かったか
さぞ害悪にあったか
だからなんだ
人は対立した時
先に罪の線分を超えたほうが加害者
君はその駆け引きに負けたんだ
我慢強ければ
君は被害者であり、そしてそいつは罪を負って
世を追われる
君が悪い
いいか
世界とは常に自責の念が取り巻いている
それは２０歳を超えたものなら
全てに生じる責任だ
それを自覚せず
軽はずみに生きては
バカを見る目に合う
短気になるな
長い目で、物事を見越せ
腰を据えろ
もう世界は正気を失ったものから
淘汰される
それを知ったなら
もう君は
賢い罪を重ねればいい
対立して
その線引きで
相手の正気を失わせ
相手に罪という地を踏ませろ
さぁ行け
もう嫌いな奴全員
葬ってしまえ
愉快愉快
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます