プレゼント
亜美が「山下くんとは、その後どうなのよ?」と聞いてきた。
私は「ラブラブだよ」と照れながら答えていた。
亜美は「あ〜鈴音に先を越されちゃったな〜しかもイケメンの山下くん妬けるな~」と肩を揉んできた。
亜美は「まぁ2人の幸せを応援するから〜」と微笑んでいた。
麦はセレクトショップで花模様の陶器で出来たオルゴールを手にした。
店員は「それは一点物で蓋を開けて底のネジを回すと曲が流れてきますよネジを回してみて下さい」と勧めてきた。
ネジを回すと聴いた事のある懐かしい曲。
麦は「あの、これ彼女のプレゼントに贈りたいんです包装お願いします!」
店員は「リボンはピンク色にしますか?」と聞いてきた。
俺は「はい、ピンク色で!」と答えていた。
麦は店を出ると鈴音の喜ぶ顔が浮かんできた。
こちらまでニヤニヤしてしまう。
「鈴音!はい誕生日プレゼント」
「わぁーありがとう麦くんオルゴールだねレトロだな〜でも嬉しい!」
鈴音がネジを回すと「別れの曲…」
「もう麦くん何で別れの曲なの?」
「俺タイトルまで知らないし…」
「でも嬉しいよ大切にするね、ありがとう」
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