幸せ

 私は玄関のドアを開けて2階の自分の部屋のベッドの上に寝転んでいた。

「やった~初恋の人と付き合えた〜幸せ過ぎる〜」

そこへ亜美からのラインのメッセージが届いた。

(今日山下くんと帰ったの?どうなったの?)

(山下くんと公園でキスしちゃった〜嘘みたい〜)

(良かったじゃん鈴音〜)

(ありがとう亜美〜)

私は本当に奇跡みたいだなぁーと思っていた。

でも麦くんのキス唇の感触を今だに覚えている。

イヤだー顔がニヤけてしまうよー


 それからは毎日麦くんと学校の帰りは一緒に帰った。

麦くんが「ファミレスに寄って行かない?」と聞いてきた。

私は「うん、いいよ」と答えていた。

私はパフェとドリンクバーのカルピスソーダを飲んでいた。

麦くんはパンケーキとメロンソーダを飲んでいた。

私は「麦くんは私の事好きなの?」と聞いていた。

麦くんは下を向いて「俺は鈴音の事好きだよ」と答えていた。


 私は「私ね12月15日が誕生日なんだよ!麦くんは?」

「俺は1月20日だよ」

私は「プレゼントよろしくね!」と笑っていた。

麦くんは「うーん何にしようかなー悩むなー」とブツブツと言っていた。

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