　私、井上鈴音と川島亜美とは大親友だ。

いつも２人でイケメン探しをしていた。

鈴音は自分の前の席に座っている山下麦が気になっていた。

茶髪でサラサラのショートヘアのイケメンだ。

私は黒髪のロングヘアの普通の女子高生だ。

私はツンツンと彼の背中をボールペンで突っついていた。

麦は振り返って「何だよ！ビックリするじゃん！」と怒っていた。

私は作戦失敗だーと下を向いていた。

麦は「お前井上さんだよな？」と聞いてきた。

私はびっくりして「私の名前知ってるの？」と聞いていた。

麦は「だって席近いじゃん、先生が出席番号井上って呼ぶんだから覚えるじゃんか？」

私は「あ～そうだね～山下くん」と答えていた。

麦は「何か用？」とぶっきらぼうに話しかけてきた。

私は「あっ私はイケメン探ししていたのー」と答えていた。

麦は「えっ？俺イケメンなの？」と不思議そうな顔をしていた。

「山下くんは私好みなんだよね～」

麦は「それ今言う事かー？」と照れていた。

私は「可愛い麦くん」と笑顔で言った。

麦くんは私の目をジッと見て「俺たち付き合おうか？」

私は「えっ？マジで言ってるの？山下くん？」

「じゃあーやめる？」と焦らしてくる。

私は「イヤだー付き合う〜」と焦りながら答えた。

麦くんは「へぇ～面白い奴」とニヤけて言った。

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