オルゴール
浜田まひる
プロローグ
その日の学校の帰り道少年は少女に包装紙に包まれたピンク色のリボンで結ばれたプレゼントを井上鈴音に手渡していた。
鈴音は嬉しそうに「ありがとう!麦くん!」と包装紙を剥がしていた。
中からは花模様の陶器で出来たオルゴールが出てきた。
鈴音は嬉しそうに瞳を輝かせながら「麦くん、これってオルゴールだよね?ありがとう大切にするね」と言ってオルゴールの蓋を開けて底のネジを回した。
オルゴールからはフレデリック・ショパンの別れの曲のメロディーが流れてきた。
鈴音は「いい曲〜でも麦くん何で別れの曲なの?」と聞いていた。
山下麦はうつ向いて「曲までは知らなかった、ただ可愛いかったから…」と言って麦は顔を真っ赤にしていた。
麦は「17歳の誕生日おめでとう鈴音」と笑っていた。
鈴音も「ありがとう麦くん大好きだよ!」
「俺も大好きだよ鈴音!」とふたりは抱きしめ合っていた。
本当に鈴音は幸せを感じでいた。
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