S&P500だとか8資産均等だとか

 投資信託って種類がいっぱい。大きく二つに分類するとアクティブファンドとインデックスファンドに分かれる。

 アクティブファンドは特定の指数を上回ることを目指すファンド。

 インデックスファンドは指数と同じ値動きを目指すファンド。


 アクティブファンドはなんかコストが高いイメージ。

 インデックスファンドはコストが低いイメージ。


 アクティブファンドは独自のテーマに沿っていろんなのがある……探すのが面倒だよ。


 ……インデックスファンドの方がコストも安くて選択肢に悩まないという素人判断で私はインデックスファンドを選択。


 インデックスファンドの有名どころがS&P500。S&P500は米国株式市場の株価指数のひとつ。ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している代表的な500銘柄の時価総額が元になっている。この指数と連動して運用される投資信託にこの名前がついている。


 

 なんとなく困ったら、このS&P500を選択している。今のところ、世界の経済を主導しているのはアメリカ。他の先進国株式の指標もアメリカの経済と連動してる。日本株はアメリカの影響を受けつつ、なんか不思議な値動きをしがち。よっぽど景気が良くならない限り、日本株に連動した投資信託は基本的に選択しないかも。



 安全安心を求める人におすすめされがちなのが、8資産均等型。

 これ、現行のNISAでは少額で積み立てしてたけど、今後新NISAでは積み立てるか気が薄れてきてる。


 まず、確実に安全安心ってわけでもない。それはどんな投資商品でも言える。

 8資産とは、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債権、新興国債権、国内リート及び先進国リートに均等に投資する投資信託。

 リートとは不動産投資のこと。

 ひとつの商品で分散投資が実現可能。

 資産の割合が固定されているので、例えば世界経済が全体的に好調だけど、日本株はあんまり好調じゃないってときなんかに大きくプラスになったりはしない。

 長期的に見れば、右肩上がりの商品ではある。

 国内に投資している割合が大きすぎる気もする。

 長期的に利を大きく得るにはやはり値上がり率の大きい商品の方が魅力的。



 インデックスファンドで比較的値上がり率が高いのが米国株式。だから、困ればS&P500に頼るわけだが、これって靴磨きの少年的な状況だろうか。



 ケネディ大統領の父は株で大もうけした人。その人が靴を磨こうとしたとき、靴磨きの少年が「○○の株を買うといいよ」とアドバイスしてきたと言う都市伝説。

 実話かどうかは不明。なんだけど、これは寓話であって、似たような状況は現代でも起こってる。

 バブル期では主婦や大学生まで株に手を出し、最近ではFXやビットコインに手を出して暴落の目に遭ったなんて話。


 結局、勝つか負けるかなんてわからんのよ。

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