ダラには海外ETFはハードルが高い
投資玄人の人は米国ETFを勧めてたりする。
そもそもETFてなによって話。
ETFは取引所で取引される投資信託のこと。普通の投資信託とは違って、株みたいにリアルタイムで売り買いできる。
……どういうこと? 正直よくわからないけど、そういうもんだと納得する。
普通の投資信託は一日一回出される基準価額でしか取引できないけど、ETFは値動きを見て売り買いできる。
投資信託は証券会社によって取り扱いしている商品しか買えないけど、ETFは市場に出ていれば買える。
ETFは株式指数に連動しているものもあれば、債券やリートや商品を扱うものもある。商品とは、金やプラチナや原油価格など。
レバレッジ型? インバース型? こういう説明聞いてもわからないものはわからない限り手を出さないぜ。
ETFは決算期間中に発生した利子や配当などの収益を全額分配することになっている。これがインカムゲイン。
組み入れた株の売却益(キャピタルゲイン)は分配されない。
定期的に分配金を受け取りたいなら配当利回りが高い株式に投資している高配当株ETFを狙う。
ETFは一般的な投資信託よりコストが安い。
分配金が自動で再投資されない。
海外ETFは上場先が海外の取引所。取引時間もそこに合わせる。
国内の取引所では円で売買するので考えなくてもいい為替手数料を気にする必要がある。
税金がうっかり二重に引かれないように確定申告が必要。
これですよ、確定申告と為替手数料。
考えることが多いと、もう面倒で面倒で何も続けられない。
東京証券取引所にはS&P500に連動したETFとか、海外資産を扱ったものも多数あって、わざわざ海外取引所のに手を出さなくてもって気になる。
一般の投資信託の中には楽天VTIみたいに有名な米国ETFに投資しているものもある。
ETFをさらに間接的に投資しているという最早なにがなんだか……な商品だが、面倒な為替差損や税金のこととかを考えなくて済む。その分、手数料はかかって来るけど、ダラ気質にはこれくらいお任せでしてもらった方がありがたい。
まめな気質の人なら、とにかくコストを抑えるべく自分で買い付けも税金の手続きもなんのそのって感じなんだろうけど。
素人のダラには、そこまでは無理。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます