第10話

おそらくだが数千年ぶりに外に出た。スーパーな引きこもりをしていたが

そのせいで眷属のする際に彼女の血を吸ったにもかかわらず私の能力は7割程度しか戻ってない、感覚だが多分その程度だろう。地上に出て衝撃を受けたのは町がすぐそばに在ったことだ。私がここを作った時には数十キロ離れた場所にしか町も村も無かったんだがな・・・どうやら声に出していたらしく、彼女が答える、

「え?町ができたのは850年くらい前のはずですよ」

ああ、感覚だが数千年はあそこにいたと思う、私がそう答えると彼女がちょっと顔を引きつらせた。

じゃ、じゃあ・・・私が町を案内いたしますよ、彼女がそんな事をいったので二人で町に向かった。

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