まだ序盤を拝読したのみですが、主人公の女性が非常に生き生きとしており、眼の前に息づいているかのよう。そして、洋菓子を始めあらゆる描写が本当に秀逸!大正時代は、半ばファンタジーと言ってよいくらい現代とは異なる時代とすが、読んでいると大正時代の空気感がリアルに感じられます。そして、洋菓子の描写は本当に眼の前に宝石のような美しいケーキがあるかのように思え、つい自分もケーキを買ってしまいました(汗)素晴らしい表現力から生まれた宝石のような1作。ぜひ読んでみてください!!