応援コメント

終 暮れ沈む静寂に、明け解けは舞いて2」への応援コメント

  • 4章完結お疲れ様でした。
    4巻も予約しました

    『三宮四院八家を除く余人の視界には、出来損ないの晶が逆恨みで雨月を簒奪したように見えてしまうだろう。』
    不破が他の華族から潰されかけた件で触れていましたが、「実力を持って八家(武家華族筆頭)の座を奪う」のは簒奪では無く正当な手法での継承ですし、それができる時点で出来損ないじゃ無いことも、そして実力があるのに不当に追放されたので逆恨みでも無い事も、余人の視界でも明らかなのでは?
    弱い八家に価値を認めていない事実がある以上、特に問題にはならないと思います。

  • 4章完結お疲れ様でした。今章は特にキャラクターの扱いに苦慮されたのだろうと想像できる物語でした。

    少し疑問があります。
    『この一件に於いて被害を受けたものが晶だけであり、他者から見た雨月天山の評判がそう悪いものではない』とありますが、既に瘴気によって五月雨領にはそれなりの被害があるはずです。瘴気の影響は他の洲にも及んでいますし、これは明確な失態ではないでしょうか。これを無いものとすると、義王院はどのような名目で雨月を取り潰したのでしょう。
    また、晶君を三宮四院八家以外の視点で見ると、平民が華族になったと思えばいきなり最高位まで上り詰めたという、意味の分からない存在です。必ず背景を調べるはずです。注目を逸らしたい、というのはかなりの困難でしょう。逆に晶君に注目しないのは余程の間抜けしかあり得ないのでは。


  • 編集済

    章完結お疲れ様でした。
    本章もとても面白かったです。
    1ヶ月後の再開もお待ちしております。

    今話で、潘国で晶がどう神気を補充するのかという疑問への解が示されましたが、九蓋瀑布があればどこにいても玄麗だけでなく、朱華の神気も得られるってことなんですね。


    一方、朱華が玄麗の名を封じていた設定については矛盾が今回発生していないでしょうか。

    14話 天を徹れ、微睡の涙4
    > その神器は晶の中に最初からあって、見上げれば何時でも広がっていた。

    神器という楔がなかったから封じることが出来たと今回書かれていましたが、九蓋瀑布は幼き頃よりその内心に宿していたんだと思っていました。
    天を徹れ、微睡の涙で玄麗と再開した後にも神器を与えられる描写なく、ずっと持っていたことにもこの時気づいたんだと納得していました。この点如何でしょうか?