第16話 正月休み
「恵、初めてだね、お正月休み一緒に居られるの」矢島は嬉しくて笑いながら恵を抱きしめた。
「あぁ〜そうだな。で、エッチするか?」
「なんだよ! 直ぐエッチ、エッチって! お前は年中発情期か!」 エッチ以外やる事あるだろう〜と矢島は気持ちをぶつけた。
「何を不貞腐れているんだ、私がお前を求めたらいけないことなのか?」恵が不機嫌な顔で矢島に詰め寄った。
「不貞腐れてるんじゃないよ! たまにはのんびりしてさ〜ヤルだけは嫌なんだ····」俯いて呟く矢島の顎に手を添えて上に向かせキスをする。 (やっぱり、こういう展開になっちゃうんだよな〜)矢島は恵を引き離す。
「なぜ拒む。私の事が嫌いになったのか?」 恵の問いかけに首を振り
「好きだけど〜やってバッカは嫌なんだよ〜」とボヤく矢島。
「解った。飽きたんだな。適当に別の奴と性処理する。ま、お前とは一緒に居るが、お前とはやらん! それで良いか?」 ギャ~! 恵が変な事言い出した。
「ゴメン! 俺は恵の事が好きだよ! 只、ゆっくり一緒に居られる事がエッチするより俺は幸せなんだ! 解ってくれる?」 引っ剥がされたと思ったが目の前で正座しながら両手を合わせて謝る矢島を見て
「んじゃ今からヤルか。シャワー浴びるぞ! お前の願いはやった後でゆっくり、のんびりすれば叶うことだろう、解ってくれる?」 矢島の口調を真似されて返される。
おかしいな〜なんで言い包められちゃうんだろう····ア○ルセッ○スやってばっかりいるとお尻に洞窟できちゃうじゃないか〜恵のバカ! 矢島の悩みにうすうす気がついていた恵は引き締め体操を教えた。
初めに10秒間のインターバルをとり10秒間、力を入れるを10回程度行う。それを1日に3回〜5回程度毎日行うと引き締められる。
「これでオムツとお友達にならなくて済むぞ〜矢島、安心しろ」恵は笑いながら矢島の顔を両手で包んだ。 俺、顔に書いてたかな? ちょっと恥ずかしいな。
「恵、笑っていてね····好きだよ恵の笑顔が1番見たい〜見ていたい!」
「私はお前と居ると年中発情期だ、気にするな。変態上等! 覚悟しろ、フォローはする」 なんだかんだで2人からは笑い声が溢れた。 恵の思いやりなのかお互い楽しく休みを満喫出来た。
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