　　召喚に使われる虹色に光る石は高密度の魔力の塊であり。

　大規模な儀式魔術に扱われる。

　戦略的な価値がありみためも美しいので、資産的な価値も高く、勇者召喚は財政を圧迫する。

　エルメリッヒ王との対話の後場所を俺が呼ばれた召喚の間に』移動して財政の負担と引き換えに勇者召喚は始まった。

召喚の魔法陣が光り出し、回転し黄色に光り出す。

光の中に現れたのは杖を持った気弱そうな少女。

「あ、勇者召喚ですよね私の名はアリーゼ、魔術の司書（ブックマスター）です。

「ヒロシよ、彼女の事は分かるか？」

頷いて「そうですね、彼女は☆４の中衛型、攻防一体の万能型ですね」

エルメリッヒ王には召喚された勇者の特性などを伝えるのも仕事と考えている。

　ブックｍスターは文字通り、装備品として存在する本により性能が変化するタイプのの序盤で中々有能なキャラの一人だ。

当たり☆４キャラである。

　初期装備では回復魔術による支援、勧誘後すぐのイベントで手に入る本では範囲攻撃の魔術をつかえる。

「うむ、アリーゼ殿、この国守る為に力をお貸しいただきたい」

「微力ながら力お貸ししますね」

「陛下!失礼します！」

　交流する間もなく召喚の間に兵士を引き連れた軍師が入ってくる。

「西の砦へ帝国が侵攻してきたとの情報が入りました。

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