ミカゲに罪はなくとも、ここまでの3話で昨今のチートを授かって異世界で無双するといった作品に対するアンチテーゼと皮肉が完成しているように思いました。笑

それというのもラスト、ミカゲは行き倒れを前にしているのに自身の帰還の可否を悩んでいて、コハクもまた深い思慮もなくミカゲの夢を叶えてしまっている。
なんの裏打ちもない奇形の夢を叶え続ける地獄の道連れが始まるのか、と深読みかなぁと思いつつも、外れて元々、楽しく読ませてもらいました！